ペット

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犬を飼う人が急激に増えた。

過熱するペットブーム

日本の実家に帰ったおり、県庁所在地の駅前に大型のペットショップセンターができているのを見て随分驚いた。聞くと他にも数軒の大型店があるらしい。ちょうど日本で見たようなペットショップの大型店をサンタ・シシリア地区で発見した。店内に入ってみると、犬猫から熱帯魚まで売られ、エサやその他のペット用品が広い店内一杯に売られていた。さらに獣医や毛のカットや入浴させるコーナーまであり、日本の大型店ペットショップとまったく同じであった。ブラジルも今、犬を中心とした空前のペットブームだ。
新聞によると国内の全世帯の44%が何らかのペットを飼っているらしい。昨年のペット市場で144億レアルの売り上げがあり、2013年の実質成長率は7.5%になると予想された。
周りを見ていても確実に犬を中心にペットを飼う人が増えていることが解る。毎朝、多くの人々が犬を散歩させる姿を見かけるし、僕の住むアパートにも驚くほどたくさんの犬たちが飼育されているらしい。
ペットが増える(特に犬)につれ、ペットに配慮がなされるようになってきた。近くのパダリア(パン屋)には犬をつなぐ、ポールが設置されているし、サンベルナルド・ド・カンポ市のショッピング・ゴールデン・スクエアでは、ペット専用の「ペットカー」の貸し出しが行われている。ある病院では犬などのペットが入院患者を「お見舞い」することが可能になった。
その一方で、市内バスでは、盲導犬以外の動物の乗車は禁止されている。サンパウロ運輸(SPTrans)によると、動物の乗車を許した場合、180レアルの罰金が科せられるらしい。犬を飼う身にとっては、ちゃんとしたボックスに入れれば、公共の交通機関でもペットの乗車を許可してもらいたいが・・・。
サンパウロで、これほどペットブームが過熱した背景には、生活に余裕ができ始め、人との関係がどんどん疎遠になり、愛情をペットに求める人々が増えているからだろう。ペットブームが起こったのはここ10年~15年以内だと思う。それはブラジルが債権国から抜け出し経済成長し始めた頃にほぼ一致する。

最近は様々な犬種が見かけられるようになった。当初はダックスフンド、プードル、チワワ、ピンチャーなどであったが、最近はロングヘアー・ダックスフンド、シュナイダー、フレンチ・ブルドッグなどなどが見かけられるようになってきた。見ていると、犬種の流行もあるようで面白い。今後、柴犬が流行しそうな予感.。
日本同様、人気の純血種は10万円以上の高額で取引されている。高額で売買されることからブリーダーも増えてきているようだ。

(2013 /12/31)

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