南米漂流(ブログ)

6月

7・3 2度目の散歩

 

リン(生後5か月の仔犬)の2回目の散歩に出かける。

東洋人街リベルダージで今日は折り返して帰ってこようと思ったが、セ教会のほぼ前あたりに座り込み進もうとしなくなった。

家から遠ざかるにつれ、リンの足は重くなり前に進むことを嫌がった。そして今日また同じ場所で座り込んでしまった。ついつい悪い癖で何かあるんじゃないか? ここから先はエネルギーが淀んでいるんじゃないかとか? と、つい考えてしまうが、それは考え過ぎで、リンは家からこれ以上離れるのが嫌なのであろう。ちなみに、リベルダージはその昔、奴隷の墓場と死刑場であった。なので、つい変な事を考えてしまったのだ。

例え、地場が悪い所であろうと、ブラジルに来て以来、もう数十年にわたって行き来しているから、今更しょうがない。悪いモノがつくなら、もうとっくの昔にやまほどついているだろう。

リンがこれ以上進もうとしないので引き返すことにした。アパートに向かうリンの足取りは軽く、喜んでいるのが見た目にも解る。いろいろと面倒臭い犬である。

夕のリベルダージ

 

7・1リンの初めての散歩

今日はリン(生後約5か月の仔犬)の生まれて初めての散歩。興奮しすぎてしまったのかエレヴェーターの中でちびってしまった。リンは興奮するとお漏らしをしてしまう癖があるのだ。

また、いつお漏らしをするかわからないので、エレヴェーターから建物の外まで、抱いていかなければならなかった。気が強そうに見えて意外に気が弱いのである。しかし、いま息子が飼っているブラジリアン・テリア(映画「マスク」ででてくる犬と同じ種)の雌犬はもっと怖がりで気が小さかった。とにかく怖がりでアパートのヴェランダにでるのも怖がったし、獣医に予防注射に連れていくと、緊張しすぎて固まった。初めて散歩に連れ出したときは、這いつくばって歩こうとしなかった。この犬よりはずっとましである。ちなみに、このブラジリアン・テリアのさくらは子を産んでからは少し気が強くなり、外にいくのも平気になったし、他の犬と喧嘩するほどなった。母は強し、である。

外に出すとリンは最初這いつくばり怖そうな様子を見せたものの、すぐに立ち上がり散歩しはじめた。とにかく何でも興味深いようで、そこいら中嗅いでまわり、覗いてまわった。カメラでその様子を撮ろうと試みたが、激しく動き回りほとんど撮れなかった。

ブラジルでは、あまりみかけない犬種なので目を引くようで、歩いている人が振り向いた。ほぼ成犬の柴犬並みの大きさになったので、盗んでいく奴はいないと思が、ここはブラジル、何があるか分からない。以前、散歩中の小型犬をリードごと飼い主から盗んでいく泥棒の動画をTVで見たことがある。ブラジルでは金になるものとみると何でも盗んでいく奴がいるから安心できない。犬も嫌がって暴れるだろう、と思うのだが、その動画では犬も驚き、暴れもしていなかった。

柴犬がなつくのは飼い主だけだ、と読んだり聞いたりしたが、リンは誰にでも尻尾を振るような犬であるから危ない。散歩中も十分注意が必要である。

リン。夕日が強く、動き回るので撮れていた写真はこれだけ

 


 

6・28 ズボンがブカブカに

 

1週間ほど前から、朝食をとらずに、はちみつ入りにんじんジュースとコーヒーに変えた。朝いちばんに、胃に負担をかけない食べ物が健康のためにはいいらしいことをネット記事で読んで、実践してみようと思ったからだ。中国料理も朝はお粥から始まるし、おそらく、これは正しいだろう。

確かに、夜8時から翌日の8時まで12時間なにも食べない。これはまさにプチ断食と言えるかもしれない。英語の朝食、breakfastは「断食を破ること」 breakは破る、fastは断食という意味があるということを知り、ますます実践してみる気になった。にんじんジュースは免疫を強める働きがあり、ガンにかかった人も飲んでガンが消えた人がいるらしいから、ガンではないが飲んでみることにした。

はじめて10日間近くたつが痩せた。ズボンのベルトの穴が2つ減った。そして、とにかくお腹がすくようになった。お腹が空いても腹八分以上は食べないようにした結果である。体重計で測ってはいないが1キロくらいは痩せたのではないだろうか。最後に測ったときは、服・靴込みで53.7キロであったから、もしかしたら52キロほどになっているかもしれない。

今更、痩せたいという気持ちは全くない。むしろ太りたいと思っているくらいだから、これほど痩せるとショックである。しかし、以前は血圧があがって気持ち悪い感じや、めまいがおきそうな感じがあったが、一切しなくなった。

おそらく体中の脂肪が落ちているのではないだろうか? 合わせて、毎日、スクワット、腕立て伏せ、ごくごく簡単なヨガのポーズをやっているおかげもあるだろう。お腹が空くものだから、毎食のご飯をよく噛んでたべるようになったことで消化がよくなり、痩せたこともあるだろう。

身体の調子はいい感じである。しかし、痩せて今まで着ていた服がブカブカになり始めている。付きすぎムキムキにならない程度に筋肉をつけようと思っている。

アパートから望むセントロの夕

 


 

6・28うどんこ病

玉ねぎの種を植えて1週間ほどたつが、全く生えてきそうな様子がない。種の入っていた袋を見ると「6日~12日ほどかかる」とあるから、もうすこし時間がかかるのかもしれない。簡単に生えてきそうなものであるが、そう簡単なものではないようだ。

ダリアの花を咲かしてすっかり自信をもったが、あれはたまたまだったようである。ダリアの葉も途中から虫がついたようで白くなった。

調べてみると、「うどんこ病」と呼ばれる、葉や茎が白くなる病気(カビ)のようだ。

ちょっと違うような気がしないでもないが、おそらくそうであろう。花も終わりの時期だったので何もしなかったが、セントロの高層ビルの22階でこんな病気が発生するなんてちょっと驚きである。ダリア以外の植物には、つかなかった。

できれば薬剤は使いたくない。しかし、次の時期にまたでるようだったら、ちょっと考えようと思っている。ダリアは食べものではないので問題ないが、薬剤の散布は、玉ねぎが生えたらよそうと思っている。

やはり、ちょっとしたコツ、知識が必要なのだとおもう。実はそれが、プロとアマの大きな違いなのだろうが 

うどんこ病? 粉を振ったように白くなった

 


 

6・27 偶然? 咲いたダリア

 

 ダリア祭りで会った友人にリベルダージ(東洋街)で、偶然会った。

祭りで買ったダリアの球根が花を咲かせたことを言うと「日当たりがいいんだね」とちょっと驚いた顔をした。よくよく話を聞くと日当たりがよくない所に植えないとなかなか綺麗な花をさかすのは難しいらしい。

 サイトを見る限りでは初心者でも育てることができる花とあったが・・・。サイトは勿論日本の物なので、ブラジルで育てるのは必ずしも簡単とはいえないようだ。そう言えば、一緒にバスに乗り合わせたおばさんも球根を買って植えたが、花が咲くまでうまく育たなかった、と言っていた。

 うちのベランダは、日あたりだけは抜群に良いので偶然うまく育ったのだろう。花が終わったので、どうしたらよいのか、知人の農家のおじさんに聞くとそのままにしておいていても良いらしい。掘り起こして、球根をとって越冬させるのも大変そうだから今のところそのままにしている。

 

 


 

6・26 リンの最終予防注射

3回目のリンの予防接種。フレイカネッカ通りの獣医にいく。1.5キロほどでさして遠い距離ではないが、リンを抱いていくことを考えると憂鬱だ。というのもリンはすっかり成長し、1カ月前の注射をしたときに測った重さは6.5キロ、今はそれ以上あるだろう。車があれば乗せていくのだがないし、犬用の輸送用の箱もないから抱いていく。たかが3回の注射のために箱を買う気にもならないから抱いていくしかない。3回の注射が終るまでは、予防のために道路を歩かしてはだめらしい。ひいひい言いながらやっとのことで獣医に到着した。

 外に出たばかりには、さすがのリンも震えた。小刻みな震えが服を通して伝わってきた。普段、家では傍若無人のように見えるが、実は怖がりなのだ。

 今日はいつも注射を受けていた女医の先生がいなくて、男性の先生だ。大丈夫かと心配したが、そんな心配は無用だった。注射を受ける前に体重を測ると8.5キロほどある。1か月で2キロほど増えたことになる。道理で重い訳だ。

 3回目の注射と狂犬病の注射を受ける。僕が飼ってきた犬たちは注射を痛がらなかったが、リンは繊細で結構痛がる。押さえつけてやっと注射を完了した。5日後から散歩ができるらしい。

 産まれて初めての散歩では、リンはどのように感じるだろう。ちょっと楽しみである。

 

緊張気味

 

6・25ブラジルでの最低体重

 薬局の片隅に置かれている体重計にのった。ゲゲッゲ、なんと53.7キロ。ブラジルに来てからの最低体重である。衣服、靴のことを考えると、53キロか??  いくらなんでも低すぎる。痩せたいというより太りたいほどであるから、ショックである。

 ここ数年、食事をがらりと変えた。肉中心の食生活から魚中心に。さらに白飯から玄米・麦飯に。そして、今までお腹一杯たべていたのを、7,8分に抑えている。それもこれも高血圧とメニエル病を抑えるためである。

 朝食をコーヒーと具無し味噌汁に変えてから、空腹感を強く感じるようになり食事をするのが楽しみになってきた。食事が楽しみなんて数十年ぶりだ? この頃は食事時間前にお腹がすくので、食事時間がだんだん早くなってきた。昼は11時半、夜は6時過ぎ。

 身体の不調や痛みをどこにも感じないから、体重がへっているのは、おそらく食生活を変えたためだろう。できれば56,7キロがいいと思っているので、腹9分くらい食べようと思っている

 


 

6・24 危ない人ごみ

 

23日、日曜日、第23回のゲイパレードがあった。すっかりこのイベントがあることを見落としてしまい、行きそびれてしまった。このゲイパレードは世界最大級で、国内はもとより近隣諸国やアメリカ、ヨーロッパからもゲイが来るらしい。もしかしたら日本からもきていたかもしれない。

数年前に、レンズを盗まれて以来、このイベントから遠のいていた。しかし、いざ行かないとなると後悔がのこる。被写体としては面白い。しかし、危ない。とにかく、強盗、こそ泥がわんさか集まる。普段はあまり泥棒などしない女性もこのときとばかりは、人ごみに紛れて人の鞄の中に平気で手を突っ込む。気づいても、まだ盗んでいなか、もし、盗んでいても仲間に手渡し、既に彼女の手には何もないことが多い。警察に連れていっても平気でうそをつくだけだ。警察も訴えても、証拠がなければ、何もできない、と言うだけである。

こうした人ごみで盗みを働く奴らは、普通、グループで動き、盗むとすぐに仲間に手渡し、証拠はよっぽどのことが無い限り掴むことはできない。僕が盗まれた時もそうだったようで、盗まれたときは後の祭りであった。もっとも盗まれたレンズはカビがはえまくりで、ボディももう使わなくなったものでなんとか写るというシロモノであった。中古屋に持ち込んでも、ただどうぜんであったろう。盗まれても、構わない。そんな気持ちがまずかった。しかし、いざ、盗まれると悔しくてたまらなかった。

デモで写真を撮っていたときも、背負っていたナップサックを漁られているような感じがしたので振り返ると、女が手をつっこんで漁っていた。その3mほど後ろに警察がいるのにである。女は、さっと手をひっこめ、知らん顔をして踊りながら離れて行った。ふてぶてしいその女は何もまだ盗んでいないし僕は睨み付けるしかなかった。

とにかく、人の集まる場所は非常に危ない! 泥棒がうようよである。近寄ってくる奴らはまずどろぼうと思っても間違いないだろう? ブラジル人だけなくペルー人、アルゼンチン人、ヴェネズエラ人などなどわんさかである。特に外国人の旅行者は狙われている。

 


 

6・23 ベランダ栽培

朝5時、寒くて布団を離れづらい。6時30になり大分あかるくなった。写真をとるためになんとかやっと起き出した。窓の外を見ると、霧がでている。道理で寒い訳だ。携帯でサンパウロの最低気温見ると14度となっている。 

 昨日、オーガニック市でにんじんとショウガを買い、ついていた葉は切らずにそのまま持ち帰った。オーガニック市で買った野菜は葉から端切れまですべて捨てないで使うことにしている。使わなかったものはすべて、ベランダで栽培している植物の肥料にしていた。肥料といってもただそのまま上に土の上に置くだけである。さすがに卵の殻は小さく砕いているが・・・。農家のおじさんそれでも十分肥料になると聞いてちょっと安心した。
 ユーチューブで野菜のくず類をミキサーで細かく砕いて肥料にする動画を見た。そこで、ガラスでできている部分を落として割ってしまいずっと使っていなかったフードプロセッサーを引っ張りでして来て電源を入れたがウンともスンとも言わない。もう壊れたかと諦めかけたが、リセットボタンを押し電源を入れ直すと動き始めた。
葉を細かくし土と混ぜ、しばらくおいて使うつもりだ。本当は魚の骨や頭なども使いたいが臭うと隣人がうるさいので諦めている。
 買ってきた種を今日こそは植えようと思っている。

寒い。14度。

 


 

6・19 プロポリス軟膏

 

 リン(生後5か月の犬)が、また机の下に糞をした。叱るために彼女の顔を糞の近くに持っていこうとしたその時、机の引き出しの角に、こめかみが当たった。リンの力が急激に強くなり片手で押さえつけることができず両手で押さえようとしたその時に当たった。手をあてると、血がでていた。

鏡を見ると、1cmほどの傷から血が出ている。もしかしてこめかみ近くをへびのように浮き出ている血管(怒るとこの血管が浮き出て嫌い)がきれたか、と思ったが、幸いにも数ミリ外れていたようだ。当たった瞬間は痛かったが、その後はさほど痛くなく、出血もたいしたことなかった。すぐに常備薬のプロポリス軟膏をつける。

この軟膏は、僕にとって万能薬で、擦り傷、切り傷、焼けどをすると、ばい菌が入らないようにすぐつける。お世話になっている教会の方が作っていたが、今はもう作っていない。今使っているものが最後で、もう手に入れることができない貴重なものである。

犬の傷などにも、犬用のモノを決め使用していたが、今はもったいなくて市販されているプロポリス軟膏を犬用に買って使っている。

このプロポリス軟膏はぼくにとって、まさに魔法の薬のようなもので、吹き出物など肌になにか問題あるとすぐ塗ってきた。おそらく、「この軟膏を塗ったら、化膿することなく必ずよくなる」という絶対的な信頼が、効き目以上の効果を生み出しているのだろう。

それだけに、今使っている軟膏がなくなったら困ってしまう。手に入れることはもうできないのか、今度もう一度聞いてみようと思っている。

 


 

 

6・17 リンの傍若無人ぶり

最近、仔犬だったリンがまた急激にまた成長し、身体が一回り大きくなった。体重は6キロから8キロを超えたような感じである。

それとともに、顕示欲、ふてぶてしさがましてきた。先日に、あまりに先住者のジジババ犬をいじめてしょうがないので、家で一番のポジションを認めたが、まだまだ傍若無人ぶりは続く。おそらく、まだ幼すぎて、身体に頭がついていかないのだと思う。ジジババ犬は、歯がない上に、身体の大きさが3倍ほどになったリンには、争ってもとてもかなわない。それでも、今までトップだった雌犬は気が強いので向かっていく。とは言っても喧嘩の原因はすべてリンがちょっかいをだして起きる。喧嘩をしてもジジババはかなわないことを知っているから、ジジババの方からちょっかいをかけることは絶対ない。

家を空ける時にはエサ入れを高い所に置など、喧嘩の原因となるものをすべて排除する。そして、ボール投げを普段以上にし、リンを疲れさせるようにして出かけるようにしている。

家に帰ると、僕のベッドの上でリンが寝ていてびっくりした。

いつも出迎えにくるリンが見えないのでおかしい、と思いながら部屋に入るとベッドで背伸びをしていた。身体をぶったたくと、慌てて飛び降りた。身体がおおきくなり、ベッドの上にまで上がることができるようになったのだ。

普段から犬たちと一緒の部屋に寝るが、ベッドの上には決してあげないようにしている。

僕があまりに怒ったので、リンはびっくりしてすこしちびっていた。寝室に犬たちを入れないようにすればいいのだが、一番防音効果があるのは僕の部屋なので、閉めておくわけにはいかなかった。他の部屋で喧嘩などされると、たちまちのうちに煩い隣人から苦情が来る。

おそらく僕がいなくなると、ベッドにあがって寝ているだろう。ベッドの上にあった服をすべて除き、カバーをしっかりつけるしか方法はないようだ。

餌のことで大敗して以来、すっかり頭があがらなくなったジジ犬

 

6・16 食欲

 

最近、食欲が出てきた。これまでは腹7,8分で十分であったが、この頃、もっと食べたくなる自分を感じる。別に痩せたいと思っているわけでもなく、無理して食べないようにしている訳でもないが、そんな自分にちょっと困惑している。食べる時間になると喜んでいる自分を感じるのだ。

 食欲がないよりはある方が良いので、それは良いことだと思うし、以前に比べると、物をおいしく感じる。

 食欲を抑えるつもりはないが、これまで以上によく噛んで食べるように心がけている。 おそらく体調が向上しているのだと思うが、どうだろう? 

先日の土曜日にあった仕事でも、それまでは一度も仕事中に食事をしたことがなかったのに、用意された料理が、好物のフェジョアーダ(豆と豚の耳、肉、ソーセージ、ウシの干し肉などのごった煮)ということもあり、つい手を出してしまった。

急に太り過ぎると、健康上いろんな所に問題がでる可能性があるから、少し押さえて行きたいと思っている

 


 

6・14 イッペー・ローショ開花

リベルダージ広場のイッペーが満開になったので早速写真を撮りに行く。

イッペーはブラジルの国花だそうで、ローショ(紫色)、アマレーロ(黄色)、ブランコ(白色)、ローザ(桃色)、などの花が咲く種類がある。前回、調べた時には国花ではないと、サイトには載っていたような気がするが、今回、検索すると、ブラジルの国花だと出ていた?? 

撮影したのはローショ。小さな花が集まり丸い塊になりやすく、木にぼんぼりがついているようでなかなか綺麗だ。他の色のイッペーだと、僕の今まで見たものは、なかなか丸い花の塊になりづらい。しかしこれはセントロに限ったことかもしれない。

太陽が当たると綺麗な濃いピンクになるが、太陽が雲に隠れ、陰ってしまうと途端に青っぽくなる。太陽が出るのを待つが、なかなか出ず、結局焦れてそうそうに辞めてしまった。あまりしつこく撮りすぎると、泥棒に目をつけられる可能性もある。現に、写真を撮り始めると、多くの人が寄ってきて、ジドリや花を撮り始めた。

警戒しすぎと思う人がいるかもしれないが、僕はこれくらい警戒する必要があると思っている。日本からきたTVクルーやカメラマンが強盗にあった、という話をこれまで何度かきいたことがある。やはり襲われてからだと遅すぎる。

撮り終えて、広場で日系人の知人にあった。「ああ、あそこにあるイッペーはローザの色が濃いものよ」という。花の形もあきらかに違うし、この人はどれほど植物のことを知っているか? と思ったが、そういう自分も大して知っている訳でもないし、ブラジルで生まれ育ったわけでもない。あっさり彼女の言うことを認めた。

しかし、帰ってからもずっと気にかかっていた。以前から、ローショとローザとの違いを知りたかったこともある。植物に詳しい、ブラジル博物研究会の方に電話をすると「今頃咲くのはローショだし、ローザは色が薄いから、それはローショでしょう」という答えが返ってきた。

やはり、ローショ! 花の写真を念のために送って再確認しようと思っている。

 

 

6・13頭の痛い、リンの行動

便所を覚えて、きちんと糞尿を決められた場所にしていた、5か月の仔犬、リンが、突然あちこちに糞尿をするようになった。何かあったのだろうか?? 

その度に強く叱っているが、僕の目を盗んではいろんなところにする。しかし、臭いがするのですぐわかる。もう、ほぼ成犬の大きさなので、排便の量も半端ない。朝と晩かならずするので、していないと気を付けているのだが、ちょっと目を離したすきに、してしまう。糞尿をする場所も、他の犬がして汚れると、即座に変えきれいにしているのだが・・・。

リンとしては解らないようにしているつもりらしく、僕が気づくまで知らん顔をしている。しかし、臭いですぐ分る。その場まで連れていかれて鼻を押しつかれると暴れて何とか逃れようとする。既に力は強くなり、僕の力では押さえきれないほどである。

ただ、リンは自分で悪いことをしたと知っているようで、一切はむかわない。ジジ犬のように煩く泣き叫ばないので叱るのも楽である。

その分、ジジババ犬をいじめなくなったことは不幸中の幸いだが、ベッドの上においてある服を引きずり降ろしていたずらをするようになった。ジジババ犬をいじめるよりは良いのだが、癖になる前になんとかしなくてはと思っている。ネットで原因を探り、予防策を考えようと思っている。本当にいろいろ問題をおこしてくれる犬である。こんな手のかかる犬は今まで初めてである。

今日も良い天気になりそう。朝6時半

 


6・12便利なネット

 寒冷前線が遠のいたのか、サンパウロは昨日あたりから大分暖かい日がつづいている。本当は天気図を見て、ある程度自分で予想するべきなのだろうが、つい横着をして、携帯やネットでの毎日の気温と天気しか見ない。僕のいたころの日本だと毎日の新聞に必ず天気図が載っていたものである。今はどうだろう? 
 新聞にしても、毎日見る人はサンパウロでどれくらいいるだろう? という僕も新聞をとっていないが・・・。
 その分ネットで毎日のニュースをみて、いちおうなんとかブラジルで起きたことや経済・政治の流れは抑えている。日系人の友人に「毎日の新聞は読むべきだ」と言われるが、なかなかそこまでいかない。確かに、詳しいことまで掲載されている新聞に目を通すべきだろう。しかし、ネットのように、解らない言葉があっても簡単に調べられないし、ついついネットに頼ってしまう。そういう意味では、ネットが発達し、便利になった。ほとんど辞書を引かなくても済むのだから。
 最近は、日本語でも、正確な意味を使うにあたって調べるようになった。ネットの発達のおかげで、間違った使い方を前ほどしなくなった。ちょっと解らないことに行き当たっても、数分で調べることができるので便利この上ない。以前は辞書をひっぱりだし、調べなければならなかったのだから。
 ブラジルにいながらにして、日本のニュースを見られるし、だいたいの日本の現状を知ることができる。ネットのおかげでいろんなことが随分変わった。もちろん、良い面、悪い面、両方であるが。

今朝6時半の窓の外

 


6・10 種購入

ダリアの球根を植えて、大輪の花を咲かすことに成功したことで、すっかり自信を持ちベランダで野菜を育てることにした。
 さっそくフェイラ(市)の日系のおじさんに、野菜の種はどこに売っているのか聞いたところ、スザノ(サンパウロ市郊外の町)では、普通にスーパーで売っているらしい。
 しかし、サンパウロ・セントロのスーパーでは見かけたことがない。もしや、と思いメルカードの友人に聞いてみると、野菜売り場で売っていると思う、という答えが返ってきた。メルカードなら売っていそうである。
 野菜売り場で何人かに尋ねてやっと種を発見した。やはり、都会のど真ん中で野菜を栽培するようなもの好きな人間は少ないのだろう。
 結局、パプリカ、トマト、玉ねぎ、カリフラワーなどの種を購入した。一袋2レアル(約60円)を5袋かった。
 植える時期を見計らって早速種をまいてみようと思っている。
半自給自足を目指してがんばりたい。

購入した種


 

6・9朝

寒くなり、なかなか布団からでづらくなってきた。

 布団の中で暖かさを噛みしめていると、すっかり大きくなって、ベッドに前足を軽々と乗せることができるようになったリンが前足をばっことおいてハアハア言ってる。一緒に遊ぶことを要求しているのだ。

彼女とは、毎朝、縄の引き合いとボール投げをしている。少しでも彼女のエネルギー発散になればと思い始めたのだが、休みの日も関係ないから辛い。

ヤカンをガスに置き、水を歯の無いジジババ犬ように水を温める。そして、直火式コーヒー沸し器でコーヒーを作る。

これが毎朝の日課だ。

アパートの中を、ジジババ犬にリードをつけぐるぐる歩き回り運動させ、そしてリンの運動。アパート中の窓を開け放ち、籠った空気を追い出す。年寄り犬の臭いも僕の加齢臭も風に押し出されアパートから消え去る。

一時期、突然するようになった加齢臭が最近減ったように感じる。慣れたのか? しなくなったのか? こうした体臭や身体が汚いのは、昔から耐えきれなかった。服は汚くても下着は毎日かえ、身体はきれいにしてきたつもりだ。

加齢臭がするようになって、日本に帰ったおり、妹に言うと、「誰でも歳を取るとするようになるようになるものよ。日本では、体臭消しに使う芳香剤が列車の中で問題になってるわよ」という。加齢臭は僕だけではなかったのだ。加齢臭がするようになるまで、どんな臭いなのか知らなかったが、今まで気が付かなかったが、エレベーターや建物の中あちこちでしていることに気が付いた。野菜をあまり食べず、肉食のブラジル人が臭わない訳ない。その分、香水を多くつけているのだ。

肉食から魚食に変え、毎朝食べるようにしている。しかし、煩いアパートの住人に気を使い、焼く時には蓋をしたり、焼く横でコーヒーを作ったりいろいろ臭いの工夫をしている。とにかくアパートの住人は煩い。

そんなことをしているうちに朝は終わってしまう。

朝の日向ぼっこ。ジジ犬が10時頃になるとベランダにだしてくれ、と必ず要求してくる

 


6・8悪い流れは断ち切ろう

この頃、ちいさかったリンが急激に成長し、はるかにジジババ犬たちをおいこしてしまった。餌のいさかいが絶えなくなってきた。

餌入れを別々にし、餌を食べきるまで見ていることにした。しかし、つい食べ残しの餌入れを置いたままにして出かけてしまった。アパートに帰り着くと、普段からリンと仲の悪いババ犬がはあはあと舌をだし肩で息をしている。

喧嘩をしたことに気が付いた。ババ犬の身体をチェックすると、尻尾の付け根に2本の、そこそこ深い筋が2cmほどでき血がでていた。おそらく噛まれたときに、尻尾を引っ張り、筋が入ったのだろう。人間なら、2、3針縫うような怪我である。血も止まっていたので化膿しないようにプロポリス軟膏をたっぷりつけて様子を見ることにした。幸いなことに化膿はしなかった。

傷を見た瞬間、思わず僕もカッとしてしまい。リンを激しく怒った。それ以来、リンは僕のいうことを以前よりきくようになった。リンも誰がボスかわかったようだ。そんなことがあって、餌をやるときは気を付け、できるだけ長い間、家をあけないようにしている。

今日、オーガニックフェイラ(オーガニック市)に行く前に、普段よりまして、リンは活動的だった。少し寝坊をしてしまい、朝の運動を十分できなかったのだ。少々不安だったが出かけることにした。

家に帰って、2匹が大ゲンカして、トカゲの尻尾のように食いちぎられていたらどうしようか、などと心配した。そのおかげか、ビレッチ・ウニコのカード(公営バス3時間乗り放題の磁気カード)と50レアル(約1300円)を落としてしまった。

もっと悪いことが起きるのを、お金とカードを落とすことによって防ぐことができた、と無理やりこじつけ忘れることにした。どちらも、なんとかすることができるからいいではないか、と自分自身に言い聞かせた。2匹は何事もなく待っていてくれたので一安心した。悪い流れはここで切ろう!

しかし、今日いきたい、オーガニックフェアーが開催されている。どうしよう? 迷うところである。

リン生後5か月。どうみてももう子犬ではない

 

 

6・7お肌の手入れ

目を楽しませてくれたダリアの花も寒さが来るとともに終わってしまった。
花が大きくカラフルな赤系だっただけに萎むとそのギャップが大きい。ブラジル女性のお年寄りを見ているとつい萎んだダリアの花をイメージしてしまう。
 ブラジル女性は、若い頃はきれいだが、歳をとると皺だらけになる人が多い。おそらく、白人系の女性は日本人に比べ肌が弱い。日本人のようにお肌に気を付けない。写真を撮るとびっくりするほど皺が多い女性がいる。おそらく写真を見たらがっかりするだろうと思いフォトショップなどで皺を消すようにしているが結構大変だ。
サンパウロだけでいえば、日差しはあきらかに日本より強いと思う。とはいえ、気候の変動で、最近は東京の暑さも湿気もアマゾンのマナウスのとさして変わらないような感じがするから、注意を怠ると、日本人もブラジル人と変わらなくなると思う。
 という、僕も、お肌のことなぞ、今まで何も気にしていなかったから、最近、手の甲や腕の肌に皺が急激に増えた。この頃、やっとそのことに気づき、これではあまりにも醜いと感じ、お風呂から出た後にマカダミアンナッツのオイルなどを塗るように心がけている。
 別に歳以上に若く見えたいとは思わないが、最近の同年代の日本人は、若く見えるので日本に帰国した際に、日本の実年齢以上には年をとっているようにはできれば見えたくない。まあ、できればである。
自分の腕の肌を見ていて、ぺりぺりの肌の亡くなった父の腕を思い出す。もともと家系的に肌が弱いのかもしれない

萎んだダリアの花

 


6・6 早朝散歩

今日も寒い! おそらく18度以下だろう。

昨日は、出かけようと思うと、その度に雨がパラパラと降りだし、結局、外に一歩も出ないままで終わってしまった。1日、少しでも歩くことを心掛けているのだがなかなか思うようにいかない。

最近、特に歩くことを心掛けている。できれば、坂道、階段を。なので、できるだけアップダウンの多い道を意識して選んで歩いている。昔は、できるだけ避けて通っていたのだが、それだけジジイになって健康のことを考えるようになったということだろう。

ブラジル人は、あまり歩きたがらない。バスやメトロで二駅分になるとまず歩かない。もちろん、60歳以上の人は、交通公共機関が無料だからということもあるだろうし、治安が悪いのであるかない人もいるだろう。最近、やっと30代以上とみられるひとの早朝ジョギングを見かけるようになったが、治安のことを考え、車道を走る人が案外多い。

この頃は、ジジババ犬が年をとり、散歩にでたがらなくなった。特にジジ犬はその傾向が強く、毎日部屋の中を周回している。ひとつは新しく入った子犬を1匹にしておく訳にはいかないこともあるが。

早朝散歩は、結構、危険に遭遇した。路上生活者が、連れた犬を早朝に離すため、野犬のようになり5,6匹が襲ってきたり、路上生活者やストリートチルドレンが襲ってきたり、それこそ、ちょっと大げさに言うと命がけのような頃もあった。土・日は、夜を徹して飲み明かしたり、ディスコで踊りあかしたり、飲酒運転で車に乗る輩があまりにも多いので、散歩は止めていた。なにしろ、こちらが歩道をきちんと歩いていても、車がつっこんでくるからたまったものでない。相手が悪く事故にあっても、ほとんど保障もされない。そんな訳で土日は早朝散歩を止めていた。

後ひと月もすれば、仔犬が散歩に連れて行けるようになるのでまた始めようと思っているが、最近の早朝はどんな感じになっているだろう?

 

 

 

6月5日 大きくなったリン

 寒い! キーを打つ手がかじかむ。
 窓の外は、曇り空でときどきぱらぱらと小が降っている。18度以下だろう。もしかしたら15度以下かもしれない。携帯を見ると朝6時半の気温で13度らしい?
 こんな天気を見ると、札幌時代を思い出す。冬はいつもどんよりと曇っていたような気がする。札幌では10度を越えればあたたかく感じたような? 今や19度を割ると寒く感じてしまう。
 今日は、なかなか起きつらく、布団の中からでられない。犬たちの日課の運動が無ければ、布団から出ずにそのまままで寝ているところである。子犬だったリンが大きくなるにつれ、ジジババ犬をいじめるので、エネルギーの発散の意味で運動をしないわけにはいけない。
 まだ、3回の予防接種を終えていないから、散歩にも連れて行くわけにはいかず、毎日家の中でボール投げにいそしんでいる。しかし、一生懸命おうのは、いつも最初だけで、10回もボールを投げてやれば、飽きるのかボールを追わなくなる。この辺のふてぶてしさに、カチンとくるが、そこは腹をたてず、犬だからということで寛大な目でみてやるようにしている。が、少し腹立たしい。
 このボールなげのおかげと、他の犬をいじめると僕が叱るので、大分いじめも少なくなってきた。今まで20匹ちかく犬を飼った経験があるが、こんな犬は初めてである。犬の性格か? 柴犬という犬種のせいか? 知人に言わせると、柴犬はもともと熊やイノシシを狩るのに狩猟犬として使われていたのだからいろいろと難しいという。
 しかし、日本では皆気軽に飼っているし、飼うのが大変だとは聞いたこともない。もしかしたら、ブラジルに渡った柴犬は狩猟犬としての血を強く引いているのか? 残っているのか? かもしれない

ジジババ犬を大きさでも越えてしまったリン

 

 

 

6・3 平常心の難しさ

土曜日の仕事でちょっと嫌なことが起きた。

日曜日にイメージの仕上げにとりかかろうと思ったが、腹立たしい気分で仕事を行うとその気持ちがイメージにのりうつりそうな気がして1日イメージを触ることをやめた。

写真には、撮る人間の気持ちが写りこむ可能性があると思っている。おそらく、それはどんな仕事にも言えることだと思う。乗っていい気分で仕事をしているときと腹立たしい気分で行った仕事ではできが違うとおもう? それはまだ青い人間にだけ言えることかもしれない。僕の場合は特に感情に左右されやすいのでその可能性は大きい。人間ができていないのである。常に同じ仕事ができるよう、平静な気持ちを保てるよう、心掛けているのだが、なかなかうまくいかない。

幸いにも撮影中に問題は起きなかったのでそのとき撮ったイメージには僕の腹立たしい気持ちは出ていなかったのは不幸中の幸いだとおもう。

今朝は、その腹立たしい気持ちも薄れ、調整にとりかかった。自分の気持ちを常にコントロールできる大人の人間になりたいと思っているのだが、なかなか難しい。

 

 

studio crystal