南米漂流6月

5月4月 

6月

 7・3 冷え込む

 寒い! と言っても気温は12、13度であろう。これくらいの寒さで震え上がってしまうようになった。北海道にいた頃は、-20度でも耐えきれたのに。加齢とサンパウロの温暖な気候にすっかり慣れてしまった結果だろう。
 暦の上では春もうもうすぐなのに。今日は薄曇りのせいか余計に寒く感じる。
 ネットニュースによると、朝方は8度ほどにまで下がったらしい。路上生活者が心配されている。サンパウロ市内では武漢肺炎の感染者は1万人に迫る勢いだ。おそらく、この寒さで死者と感染者は急激に増えるかもしれない? 
 トレーニングジムや映画館、美容室がもうすぐ開くようになっていたのに、この寒さでまた延期されるかもしれない。しかし、武漢肺炎のピークも迎えないままに、サンパウロ政府は営業を許可するようにしているということは、もう、州政府は経済重視に舵をきったということか? それも仕方がないような気もする。このままいくと、多くの人々は飢餓に苦しむ人がでてくるだろう。日本の人には大げさに聞こえるかもしれないが、ブラジルは貧富の差が激しく、その日暮らしの人が多い。もし、このまま食べられない人が増えたら、強盗や泥棒に走る人が増え、治安はますます悪くなるだろう。ただでさえ、治安はよくないのに、さらに悪くなったらたまらない。実際、ここ1か月の間に、泥棒未遂に2度もあったから、一層治安が悪くなった感じはぬぐえない。10年以上、未遂とはいえ泥棒には遭ってはいなかったのだから!
 フリーの仕事をしている僕自身も、武漢肺炎の危機は決して人ごとではない。体重は武漢肺炎が流行する前に比べると3,4キロ落ちた。栄養不足にならないようにたべているので、いたって体調はよいが、小腹が減ったときに間食をとれなくなったことや、常に腹7~8分に食べる量を減したことは辛い。普段から食べすぎには気を付けていたので、たいしたことではないが・・・。しかし、体重計に乗って目盛りを見た時には、思った以上に体重が少なかったので驚いた。
 数字的には感染者の数は、発表されている数の6倍以上だろうと言われている。そのことを考えるとブラジルの感染者数は700万人ちかくいると思われる。
物凄い数である。
 とはいうものの、悪いことばかりではない。この寒さでアルゼンチンからブラジルに向かっていたイナゴの大群はウルグアイの方にそれたそうである。多くが死ぬのではないだろうか?? そうなってくれると嬉しいが・・・。

2日の朝撮影。今日は昨日よりも寒い


7・2 不健康的な太り方?

低所得者層が住む地域では、裕福層の住む地域に比べて武漢肺炎感染者は約2.5倍らしい。このデーターが信用できるかは解らないが、それも納得がいく。
 一時期、ファベーラ(貧民街)に通っていたことがある。訪問した多くの小屋は、板を打ち付けただけのものが多かったし、6畳ほどの小さな小屋に多くの人が住んでいた。たいてい子供たちが多く、2段ベッドがおかれていた。どうしても「密」の状態になってしまう。
 さらに、多くの人はスパゲティやラーメンなど、安くお腹をはらすために炭水化物を摂る人が多く野菜はほとんど食べない。バランスの取れた食事とは程遠いようだった。当然のごとく免疫性も落ちている。
 ファベーラの様子をレポートし、新聞社や雑誌社で写真を見せると、「みんなよく太っているね~」というのが第一声であった。それ以上なんの関心も示さなかった。アフリカなどの飢饉地帯のガリガリにやせた人々の写真を見慣れているために、太っている人々を見て、恵まれていると感じたのであろう。まあ、確かに太る(固太り)ほど食べれるのは、飢饉地帯の人々に比べると恵まれた状態といえるかもしれない。しかし、バランスの取れた食事がとれないことでそういう状態になったことを知らずに、発した第一声に失望した。
 ブラジルの裕福層はたいてい均整の取れた体型をしている。毎日バランスの良い食事を摂り、フィットネスなどに通って健康に気を付ける人が多いからだ。おそらく、アメリカやヨーロッパでも太った人が多いのは貧しい人々だろう。
 ついにブラジルは死者6万人、確認にされた感染者は140万人を超えた。驚くべき数である。それだけ、貧富の差が激しいということの証明ともいえる。アメリカしかり。日本に死亡者が少ないのは、医療施設がしっかりしていること、貧富の格差はあるものの、ブラジルやアメリカほど貧しい人々が多くないないせいもあるのではないだろうか?

 


7・1 時の流れ

リオグランデドスルやサンタカタリーナ州の南伯で「サイクロン爆弾」と呼ばれる強い温帯低気圧が吹き荒れているらしい。ときには雨や雪までも伴うという。
 そのニュースを読んで少し安心した。もちろん、これらの地方には多大な被害がでるだろうが、アルゼンチンから向かっているというイナゴの大群がこれでやってこれないと思ったからだ。イナゴの大群がやってくると、被害はサイクロン以上だと思う。穀物をはじめすべてのものが食い荒らされ、ただでさえ武漢肺炎で弱っているブラジル経済は、それこそたちあがれないくらいの打撃を受けるだろう。食物だけはそこそこあったブラジルが食料危機に陥る可能性もあるだろう。
 まだ、どうなるかわからないが、とりあえずは少し安心した。
 香港で国家安全維持法が可決されたそうであるが、ブラジルにもどっと中国移民がやってくるだろう。リベルダージ(東洋人街)周辺には中国人経営の店が急に増えていたような感じを去年末ごろから受けていたが、もしかしたら、随分早くから、こうなることを予想していた中国人がブラジルにやってきていたのかもしれない。これで、ますます、リベルダージからは日本人、日系人が遠のき、中国人経営の店がリベルダージに増え、東洋人街というよりは中国人街になるだろう。これも時の流れということか。   
 サンパウロに長年暮らし、リベルダージが日本人街と呼ばれていたころから知っている身としては、日本人経営の店が少なくなり、中国人街となるのは非常に寂しく、中国人に街を乗っ取られたような感じがして腹立たしい気にさえなるが、これも時の流れである。街は生きている、とよく言われるが、古い日本人の町としての殻を破り、中国人の町になるのだろう。
 日本からきた旅行者が、「この町には昔の日本が残っている」と懐かし気な顔をして言ったものであるが、古き良き「日本」も失われていくだろう。いや、すで失われてしまったかもしれない。寂しいが、大きな時の流れは誰にも止めることはできない。

今年4月ごろのリベルダージ。人出は少し出てきた


6・30今日のサンパウロ

 サンパウロは商業施設閉鎖令の解除が伸び、今朝は結構冷え込んだせいか(セントロは15度以下ではなかったろうか?)、今日のセントロはまだまだ活気が戻っていない。52%の人が商業施設閉鎖令の解除をまだ望んでないそうだが、個人的な意見としては、もう、今さら閉鎖期間を少しくらい伸ばしてもしょうがないような気がする。それよりは経済を少しでもよくし、失業する人を減らした方がよいのでは、と思ってしまう。ちなみに新たに552人の死者、総数は57,622人である。6万人の突破も時間の問題である。
 ここまで感染者、死亡者が増えると、手のうちようがないだろう。市長も知事も頭を悩ませているのではないだろうか? 大統領は、言いたい放題言って知らん顔である。最近は、弾劾裁判を受けないように、あの手、この手を息子たちと画策しているような感じがする。一方、何もしないわけにはいかないサンパウロ州知事は、にやけたトカゲ顔が痩せて引き締まってきた感じがする。
 中国で作ったワクチン実験がブラジルで行われそうである。絶対受けないように気を付けなくては! 自国で実験すればよいものを! ブラジルも実験を許可したことがしんじられない。イギリスのオックスフォード大学との共同研究もしているようだ。共同研究といっても治験者を提供するだけではないだろうか? 裏で金が動いている???
 今日、午前中セントロを歩いた感じでは、路上生活者の女性が増えた。今までほとんど見られなかったのに。女性かと思えば、女性のかっこうをした男だったりしたが、今日は正真正銘の女性であった。そのほとんどは夫婦のようだった。おそらく、普通に暮らしていた人達が身を落としている場合が増えてきているのだろう。
 数年前にカードを使う場合は30レアル以上に買い物にしてほしい、と言っていた魚屋も、今日聞くとカード利用の最低価格はないという。いつからこうなったのかは聞かなかったが、武漢肺炎のせいか? キャッシュレスがすすんでいるようだ。治安も悪くなっているようだし、街を歩くのも気を付けなければならない。
 

 


6・26 ベランダ栽培  で実験

相変わらず、武漢肺炎はブラジルで猛威を振るっている。今日現在6月25日で死者5万5000人、感染者125万人に迫る勢いである。さらにアルゼンチンの方からイナゴの大群が向かっているらしい。こちらの方はブラジル南部の寒さにはばまれるのではないかとネットニュースには書いてあったが・・・。どちら心配でもある。シベリア方では38度を越えるような暑さを記録しているらしいし、地球の終焉が近づいてるのを感じずにはいられない。
 失業保険の申し込みもわずか15日の間に35%も増えたそうである。治安がすでに悪くなりつつあったが、悪くなるだろう。今まで、1か月近くの間に、2回も強盗や泥棒にやられたことはなかっただけに、偶然ということも考えられるが、かなり不安である。
 ここ数日、ポカポカ天気が続いたせいか、シメジは次々発生し、ベランダ栽培している植物たちも芽吹いたり、成長してきた。種から発芽していた植物が全滅してしまったのは、やはり急に寒くなったことと、水やりに失敗したことだったのだろう。また、さむくなりつつあるので心配だ。
 YouTubeを見て、卵の殻に撒いていた種は全滅した。せっかく、ホウレンソウや玉ねぎ、にんじん、スイカなどが芽を出していたのに・・・・。卵の殻に植え付けるてある程度育ったら、殻を壊して大きな鉢に植え替えるのが楽だと思っていたが、僕には水やりの加減がよくわからなかった。結構、乾燥しやすいし、つい水をやりすぎてしまう。その上に寒さで全滅となった。
 今、芽が出ているのは植えたこととも忘れていた、あるいは種が偶然紛れ込んだものが芽吹いたものだ。ある程度鉢が大きいので、完全に乾燥することもなく成長している。初めてスイカの芽に4枚目の葉が出た。
 前の広場から拾ってきた種から植えたカフェが思ったより早く芽吹いたのには驚いた。2年ほど前に植えた撒いた種から育ったカフェも今は40cmほどになっている。こちらは成長が遅すぎる。多分、栄養が足りないのだろう。
 バナナの皮を発酵させ作った溶液とカフェ殻を混ぜると堆肥ができるらしい。いま、作っている。最初、発酵が進み温度は少しあがるが、数日たつと下がってしまう。いまいちうまくいっていないような気がする。完熟まで行く前に発酵が止まっているのではなかろうか。それでも、半完熟っぽい土を芽が出たゴーヤの近くに置くと大きな葉が出たし、スイカの芽もいままでにないくらい丈夫な芽がでた。それを考えると少しは堆肥になっているのだろう?
 既成で売られている肥料や堆肥を使うのはいやだから、無農薬の、バナナの皮とカフェ殻を堆肥にして、いろいろ試してみようと思っている。うまくいくといいな~。たかだかわずかなベランダ栽培用なので、自分が毎日食べるバナナと飲むカフェで事足りる。実験と思っていろいろ試してみようと思っている。

ゴーヤとマンゴー

種から植えたライム



 

6・25一条の光が

 日本にもお金をとりにかえれず苦しい状態が続いている。ブラジルの仕事は入ってこず、非常に苦しい。おそらく、ブラジルの仕事が入ってくるのは、今年は難しいと思われる。日本の仕事を増やしていきたい。しかし、お金は日本の銀行に入金されるので、円は入ってもレアルは入らない。今はもち金でやりくりしていくしかない。食事も今までのように食べ放題とはいかず、随分抑えた。その結果、体重も減った。まさか、こんなことになるとは思いもよらなかった。
 そんなときに一条の光が! カードの磁気の具合で今まで使えなくなっていると思っていた日本のクレジットカードが使えることが分かった。ほっと一安心である。おそらく、一括払いしかできないのに、分割払いに指定したことで使えなかったのだ。しばらく、使っていなかったのだが、使えることが分かってよかった~。これで少しは楽になる。
 ただ、ここで締めていた手を開くと、がたがたっといく可能性がある。変わらず締めていかなければならない。
 食べたいものも食べずに、やりくりするのは結構大変だった。食事で食べる量は常に腹八分以下で、間に小腹がすいてもぐっと我慢し、お茶を飲んだ。そんな状態がほぼ3か月続いた。栄養的には問題がないように考えて食べていたので心配はなかったが、量的には苦しかった。ちょうどボクサーが減量している感じである。水分は取れるのでマシではあるが・・・。昨日、体重を量って思ったより減っていたのには驚いた。これからは、せめて腹八分~九分は食べようと思っている。甘いものは一切食べなかったが、少しは食べたい! ちょっと体重を絞りすぎという感じがするが、健康のためには良かったのかもしれない。
 


6・24アルゼンチンでバッタ発生 

アルゼンチンの方でバッタの大群が発生したそうである。ブラジル方面に向かっているらしい。もし、来たらあらゆる農作物が食い荒らせれるであろう。バッタとおなじく中国も穀物を買い漁っているだろう。ブラジルは金さえ儲かれば、あとのことは何も考えないから、ロシアのように穀物の輸出禁止にはしないだろう。それに乗じて中国は金にあかし買いまくるだろう。このままでは、大変なことになる。考えただけでも恐ろしい。
 ただ、ブラジルは今冬だから、今後ぐっと気温が下がり、バッタの飛来が止まってくれることもあるかもしれない。そうなれば良いのだが。しかし、ブラジルよりもっと寒いアルゼンチンで生まれた? パ(ラグアイ生まれという情報もある)バッタは意外に寒さにも普通より強いのかもしれない。ヒマラヤの寒さは越えられないないらしいが、どうだろう。
 バッタがこないことを祈るしかない。武漢肺炎といい、バッタの大群の発生といい、最近起こる各地での自信と言い、世界は終焉に向かっているのかもしれない。もしそうなら恐ろしい!! 食料危機や病気の蔓延で苦しむのは嫌だな~。僕のような老人に片足を突っ込んだようなジジイは、便利で豊食人生をそこそこ楽しんだからまだいいが、これからの子供たちのことを考えると暗い気持ちになる。
 
 シメジはぽつぽつ生えてきたのだが、エノキダケのようにひょろっとしたものばかり。どっしりしたモノが生えない。水分が足りないのか? 自分で作った菌床では養分がたりないのか? 難しい! 
 

6・23 ケチャップ泥棒

セ広場で、ケチャップ泥棒に遭った。
「ケチャップ泥棒」というのは大分前にペルーで流行った泥棒のことで、狙った人間にケチャップを振りかけて、もう一人の人間が汚れたことを知らせる。チリ紙を渡して汚れを拭きとるように勧める場合もある。その汚れを拭こうと持っている荷物を地面に置いたところを盗む泥棒のことだ。たいてい2~3人がグループになって行う盗みだ。
 この泥棒に、セントロで写真を撮ったり、信号待ちをしている間に、5~6度はやられている。泥棒は、たいていスペイン語を話す奴らで、スペイン語訛りポ語で「汚れているよ」と言ってくるからすぐわかる。一度も盗まれたことはないが、服やカバンが汚されるので頭にくる。ブラジル人の泥棒ならこんなまどろっこしいことをせずに、直接刃物や拳銃で脅して盗むかひったくって逃げる。
 今日かけられたのはドーセ・デ・レイチと呼ばれる日本でいうと練乳の茶色いものだ。肩から掛けていたカメラバッグにべったりかけられていた。
 広場を通り過ぎたあたりで、後ろから怪しい半黒の男が来るのでわざと先に行かせた。しかし、なんかもじもじしているのでおかしい、と思っていた。信号待ちをしていると、その男が、「汚れているよ」と言ってチリ紙を渡してきた。だいたい、セ広場近くにいる男がチリ紙をもっていること自体おかしい。この辺にいるのは、セ広場に吹きだまる極端な貧乏人か、近くに銀行や証券会社があるので身なりのきちんとした銀行マンか証券マンだ。その男の身なりは当然のことながら前者だった。
 今考えると、この男は、1人2役で、自分で振りかけて、さらに僕に声をかけてきたのかもしれない。大きな声で僕を振り向かせるなど、泥棒しなれていない様子がありありと感じられた。1回目は僕がわざと無視したので、親切にも2回も声をかけてきた。わざわざ2回も大声で汚れていることを教えること自体おかしい。アホ!!
 1か月以内のうちに2回も強盗や泥棒に遭った。どちらも被害はなかったが、セ広場近くでやられている。セ広場周辺は気を付けた方がよさそうである。ネットニュースを見ていても犯罪が増えてきた。全体的に治安が悪化しはじめたような感じである。失業者が増え、今後ますます強盗が増えるだろう。外出時にはよりいっそう気を付けなければならない!

ドーセ・デ・レイテを振りかけられたカメラバッグ


6・21盛り返したシメジ菌

自分で作った菌床に、シメジ菌を移植していた。
この菌床はコーヒー殻と乾燥させた、ニンジンの葉茎を、藁と米糠の代わりに使用して自分で作ったものだった。YouTubeとネットを見て、見よう見まねで作った。汚い家の台所は、無菌室とは程遠かった。菌移植としては最低の環境だった。しかし、他に作る場所はない。それでも移植したシメジの菌は瓶の中で増殖していった。自分で作った菌床に移植した菌が増殖し、容器の瓶が白く覆われていくのが毎日楽しみで仕方がなかった。菌の専門家に聞くと、セルロースを含むパルプなら新聞紙でも菌床はできるらしい。
 いつものように菌の増殖を観察していると、順調に増殖していると思っていた菌を植えつけた瓶に緑色の部分ができているのに気が付いた。アオカビが発生したのだ。菌床を作る過程でアオカビの胞子が混入したのだろう。日に日に緑の部分が大きくなっていく。2瓶作った菌床のうちひと瓶は緑の部分の方が多くなってなってしまった。
 やはり、そんなに簡単なものではなかったのだ。どうすることもできず、そのままにしておくしかなかった。ほんとうにがっかりした。
 空気が乾燥気味なので、オリジナルの菌床を、使っていない水槽に入れ湿度を高めた。ついでに自分の作った菌床瓶も。アオカビが半分以上を占めてしまった瓶はアオカビが水槽の中で発生する可能性があるので入れなかった。
 水槽は朝夕霧吹きをし、水を入れた容器を置いた。すると、数日後、いつものようにシメジの発生具合を確認していると、瓶の中に発生していたアオカビが消えていることに気が付いた。シメジ菌が、アオカビを駆逐したのだ。おお~!! こんなこともあるのだ。外に置いていたもうひと瓶を見ると、結構、乾いていたがもしかしたら、同様にシメジ菌が盛り返す可能性もある。霧吹きで水霧を吹きかけた。これほどアオカビが優勢だと難しいだろうが、可能性はある。
 アオカビが消えた瓶にしていた紙の蓋を取って霧吹きをしようとしたところ、小さなシメジがいっぱい生えていることに気が付いた。自分で作った菌床にシメジが生えただけに喜びもひとしおである。しかし、まだシメジが小さいので油断はできない。乾燥させないように気を付け、なんとか収穫できるほどにもっていきたい。

発生したシメジ


6・21 柴犬リン

 この頃、メニエル病(三半規管の病気、めまいやふらつきなど結構つらい)が発症しそうな感じが毎朝ある。散歩などをして午後になるとおさまるが、なんとも気分がよくない。一瞬、もしこのまま立つもことができなくなったらと思うとぞっとする。
 毎日の軽い運動やバランスの取れた食事や睡眠など、普段の健康には十分気を付けている。当然、メニエル病でなくても気をつけた方が良いのだろうが・・・。そんな訳で、毎日の散歩は欠かせない。つくづく、犬のリンがいてよかったと思う。自分のためだけであったら、散歩に行くことは、つい、止めることが多かったと思う。自分のためだけでなく、リンのストレス解消と思うといかざる負えない。
 最初、柴犬がサンパウロには少ないことに目を付け、繁殖をもくろみリンを購入した。しかし、自分には、犬工場経営のようなことはとうていできないと悟った。大枚20万円もはたき、大きな出費をしたことに一時は頭を抱えた。よく考えもせず、購入に走ったことを大いに悔いた。しかし、買ったものは仕方がない。虎の子のお金をはたいたことは物凄く痛かったが、もう、どうしようもない。思いつくと、よく考えもせずに動き始めるのは、僕の悪い癖である。このパターンで失敗することがいつも多い。とたんに生活はきつくなり、深く深く反省した。
 リンがうちにきてからは、長時間家を空けることができなくなった。おお鳴きする可能性があったし、ジジババ犬と喧嘩をすることが心配だった。はじめは2匹のジジババ犬がいるから大丈夫と軽く考えていたが、ミニチュアダックスフンドのジジババ犬とリンは気が合わなかった。リンは、自分よりも前からいるジジババ犬を尊敬し、彼らと仲良くやっていけると思っていたら大間違いであった。ジジババ犬は何度もリンに殺されかけた。ババ犬などは、舌がほとんど出っぱなしになった。そのたびに、リンを強くしかった。本当に苦労した。1歳を超えるまでリンの頑固さとふてぶてしさにはほとほと手を焼いたが、1歳を超えたあたりから、急に楽になった。言うことを聞くようになったし、僕を主人とみなすようになってきた。彼女には僕が怖い存在になったようだ。
 友人知人に「柴犬を飼うのは大変だよ」と言われたが、日本ではごく普通に飼われている犬種だし、これまで難しい犬だという話は一度もきいたことはなかった。実際、飼うようになってその大変さを思い知った。今まで、大学時代を除いてずっと犬が身近にいる生活だった。しかし、雑種や洋犬ばかり和犬は初めてだった。犬をちゃんと躾けし飼うことにはある程度自信があった。しかし、リンは子犬の頃から、今まで飼ってきたどの犬とも違った。洋犬は数度強くしかると、解ったものだが、リンは解ってはいるのだが、従わなかった。頭は抜群によく、うちにきた2日目で自分の名前を覚え、犬の便所を覚えた。これほど頭の良い犬は飼ったことがなかった。しかし、頑固で横着モノであった。叩いてもキャインと鳴き声を上げることはなかった。僕の目を盗んでは、小便や大便を隠れた場所にした。ちょっとやそっとの叱りでは、まったく効果がなかった。だいたいちょっとぐらい叩いてもまったく平気だった。激しく叱り、何時間も懲罰場所に居させて、やっと1週間ほど決められた場所にするようになるが、再び隠れた場所にしはじめる。これの繰り返しだった。ところが今では、僕が大声をあげ、ちょっと強く叩くとキャインと鳴き声をあげる。叱られる前に、さっとお仕置き場に逃げ込む。変われば変わるものである。今思うと僕のしつけの仕方が間違っていたのかもしれない。
 リンが1歳になる前に日本に行くことになった。息子にリンの世話を頼んだが、リンの世話は自信がないという。息子は物心ついたころから、いつも彼の傍には犬がいた。その息子が、リンは難しいと根をあげた。結局、犬ホテルに20日間頼み2000レアルもかかった。日本円で約7万円、大きな出費であった。
 YouTubeで犬のトレーナーが、「柴犬はもともと狩猟犬で難しい犬です。最近でこそ、大人しい犬選んで掛け合わせて、ペットとしての大人しい犬も増えましたが・・・」というのを見て納得した。やはり柴犬は簡単な犬ではなかったのである。
 思春期を過ぎたリンはやっと落ち着いてきた。できれば1度は仔犬を産ましてやりたいと思っている。

柴犬リン


 

6・20 セントロは路上生活者だらけ

  今日はフェイラ(青空市)で野菜類の買い出しの日。セントロ付近は朝7時で19度。さほど寒くない。なぜかしら今朝は人通りが普段より多かった。?? 外出禁止令、や商業施設が閉鎖令が段階的に解かれているせいか? 
 武漢肺炎死者が5万人に迫ろうとしているのに、もはや、人々の間には、緊張感がほとんどみられない。皆、横目で見ながらも無視している感じである。ただ、外を歩く人々の95%はマスクつけている。マスクの使用が当然となってきた。マスクだけでなくシールド使用者も増えている。少なくとも武漢肺炎感染を恐れる気持ちはあるのだろう。ネットの記事によると大都市から地方に感染者増加は移ってきているらしい。
 途中、バスの車窓からみていると、市立劇場の周囲には結構たくさんのテントが張られ、さながら、ちょっとしたキャンピング場のようである。テントを持っていない人は配給された安毛布に包まって、軒下などでゴロゴロ寝ている。
 高架の下にも、多くの人々が寝ていた。以前は、寒さをよけるために、温かい風が吹きだす、メトロの通風口の上に寝ていたが今日は誰もいなくなっていた。おそらく、通風口の上にかけられいた鉄条の蓋が腐って下に落ちて、上に寝ていた人に死傷者がでたのであろう?
 フェイラの買い物客まだ時間が早いのか、いつもより少ない。野菜の値段があがっていたら嫌だな~、と思っていたが、まだ上がっていなかった。上げると売れにくくなることもあるのだろう。
 帰り、レプーブリカ広場の炊き出しにたくさんの人が並んでいた。このままいくと、セントロは路上生活者で溢れそうである。
 ボルソナーロ大統領は、一家(息子たちも政治家や資本家)に関わりのある男が逮捕され、自分の身を守るのにも忙しそうだ。 武漢肺炎は未だにピークが見えていない。すでに死者は5万人に迫り、感染者は把握しているだけでも10万人を超えている。今後ブラジルはどうなるのだろう?

 


6・19 空が燃える

ここ数日、朝焼けがよく色づく。ちょっと前までは夕焼けが燃えるように真っ赤に色づいた。写真で撮ると実際に目で見るほど赤さがでないほどである。フォトショップで色づけしたりするのは嫌いなので少しコントラストをあげる。それでなんとか目で見た色に近づく。ちなみに今日の朝焼けは、赤というよりは赤が濁った赤銅色に近かった。
 赤く焼けた空や雲の色は、綺麗を通り過ぎておどろおどろしいほどである。ただし、見る人間によってかなり印象は変わるようで、「日本の友人に送ると、「きれい」でおどろおどろしい感じはないよ。おまえの状態がよくないからおどろおどろしく感じるんじゃないの?」という感想だったが、やはり日本の従弟におくると「綺麗というよりは、ちょっと気持ちがわるいね!」と感想が返ってきた。どういう風に見えるかは、その人の、その時の気持ちの状態にかなり左右されると思うので、確かに、僕の気持ちの状態がよくない可能性もある。
 日本や他の国でも、同じように朝焼けや夕焼けが燃えるように赤くなるのか? と思い、フェイスブックにもあげたが、そのような反応は返ってこなかった。サンパウロだけなのだろうか?
 

今朝の朝焼け

 

6・18 怠け病が出始める

今日は朝から快晴。気温は最低気温14度らしいが、それほど寒く感じない。身体が慣れたのか???
 この頃、毎午前中の散歩が面倒くさくなってきた。悪い傾向である。なんとか自分自身を叱咤激励して続けている有様である。健康のためにも、発毛・育毛のためにも、毎日の散歩は必要不可決であるのに! ひとつには、メニエル病の具合がいまいちで、めまいまではいかないが、平衡感覚が随分不安定なことがある。2,3日、めまいが起きそうで散歩を休んだことがあった。どうも、それ以来、怠け癖がついた感じがする。
 春が、少しずつ近づいているのだろう、街路樹のいくつかは花を咲かし始めている。もう一度気合を入れなおして、朝の散歩を続けていきたい。

イッペーの仲間? も咲き始めた

 

6・18 撮影の覚悟

この頃、空気が乾燥しているようで、栽培しているシメジや植物の土が乾燥してきた。スプレーで水霧を吹きかけていたが、どうもその分量が分からない。シメジキットは部分的に白から茶に変わってきたし、せっかくでてきた芽は寒さもあってほとんど枯れた。まずい! おそらく水霧をかけすぎなのだろう。
 今は使っていない水槽のことを思い出した。うちには飼育していた熱帯魚の水槽が10本近くある。いつかまた、余裕ができたら飼い始めたいと思っているがなかなか余裕はできてない。水を抜いて空のままになっている。これにいれて、湿度を高い状態にしてみてはどうだろう。
 これがうまくいったようだ。できるだけ湿度を保てるように上部をビニールなどで覆った水槽は、気温が下がっても水槽の中は意外に暖かく保たれている。するとシメジがぽつぽつと出始めた。ついでに、ゴミとして捨てられていたランや、発芽させようと水に浸けていたカフェの種も入れた。
 意外とうまく機能しそうだ。武漢肺炎がひと段落ついてきたら、安くて寒さに強い魚(金魚でもいい)を飼いたくなってきた。水を浅くして植物を色々植えれば面白そうである。
 イッペー・ブランコ(白)がアパートの近くで咲き始めた。イッペーには黄色もピンクも紫があるが、ブランコが一番好きである。イッペー・ブランコは遠目で見るとサクラそっくりで、日本の春を思い出させてくれる。目をつけていたイッペー・ブランコの咲いた場所に行くと、すぐ近くに路上生活者がいた。本当は路上生活者がいるところでは、できるだけ写真をとらないことにしているが、どうしても撮りたくて、ぱぱっと撮影をする。最近始めた動画も撮りたいがあきらめた。彼が強盗にならなくても、彼が話したことにより知人友人の路上生活者が襲ってくる可能性は大きい。以前、近辺で写真を撮っていると、警官がよってきて「この辺は、路上生活者や変な奴が多いから危ないよ。写真はやめた方がいい」と言われたことがある。僕としては、彼ら警官がいたから撮り始めたのだが・・・。危ないことは、良ーくしっていた。撮っているところを見られるとその時襲われなくても、別の場所で襲われる可能性も十分ある。撮影しているのを見た奴が話して襲われることも当然ある。それだけに非常に注意してる。恐れすぎだよ、思うかもしれないが注意してしすぎることはないと思っている。使うカメラは日本で20万円以上するから、もし、盗られると悔やんでも悔やみきれない。
 ブラジルで写真や動画を撮ることは非常に注意が必要である。日本からきたTVクルーが襲われてカメラを盗られたなんていう話も、以前はよく聞いた。最近はあまり来ないのでそういう話も聞かなくなったが・・・。写真や動画を見ると、これくらいなら俺にも撮れると思うかもしれない。しかし、きちんと撮影するには覚悟が必要だし、強盗に襲われることなく撮るのには意外な苦労があるのである。

イッペー・ブランコ(白)が咲き始めた


6・17 営業施設閉鎖令を解除し始めたメルカード付近の様子

 昨日から引き続き、曇りがちのぱっとしない天気である。今日はメルカードに買い出しの日。途中、通る問屋街25・デ・マルソがどうなっているか、非常に興味があった。
 途中、閉鎖されていた靴磨きが集まった専門の小屋? が開店の用意をしていたし、2,3の店が営業を開始していた。町の雰囲気も1週間前と比べ、大分活気が出てきた感じだ。
 もう、すっかりマスクは人々の間に浸透しており、ほぼ100%の人々が装着している。最近はさらにシールドを付けている人さえ普通に見かける。減るどころか、45000人近くの死亡者がでている武漢肺炎に、皆、神経をとがらせているのだ。
 問屋街の入り口に、先週までは鉄の柵が置かれていたが、それらは取り除かれていた。人通りもまだまだ少ないが、先週より多くなっている。
 メイン通りの大型雑貨店には、買い物客の長い列ができていた。その入り口では、客の体温を測り、アルコール・ジェルを手に吹きかける係員が忙しそうに働いていた。レジの女性はマスクの上からシールド、ビニール手袋と完全防備の体制である。1日あたり1000人近く亡くなり、まだピークが見えない状態であるから、しっかりした防御は当然である。むしろ、この時期に開店を許可することは、他の国からすれば、異様に映るかもしれない。おそらく商業団体や市民から強い要望や圧力があり、癌に苦しむ市長はそれに負けたのではないだろうか?
 中国製の安い電気製品を中心に売るたくさんのボックスが店を構えるビル、「パジェ」の前には長い買い物客の列ができていた。皆、マスクをしていればかからないと思っているようである。ながい列ができていたことを、日系の友人話すと「ブラジル人はキチガイだから」と言っていた。彼が、日本の、パチンコ店に行く人をみたらなんというだろうか? きっと驚くだろう。
 メルカードにも大分客が戻り、店も先週よりは開いていたが、まだまだといった感じである。訪れる観光客がまだ少ないから、軽食屋の多くは営業していない。僕がよく買う魚屋は、武漢肺炎以前とほぼおなじくらいの量の魚が入荷していた。
 聞くと、レストランなどの注文は全くないらしいが日本人の駐在員からの注文が多いらしい。それもイクラやウニなどの高価な食品結構うれているという。武漢肺炎が流行する前以上の注文がはいるとのことだ。
 高いと言っても、日本に比べれば安いから、サンパウロにいるうちに食べておこうと考える人が多いのだろうか? 僕なぞは緊縮でせいぜいイワシで我慢しなければならないのに羨ましい限りだ。しかし、たくさんの魚が入荷し、売れているということは良いことだ。
 他の魚屋も同じようなものと思って見たら、それほどでもない。活気があるのは、日本の駐在員相手にデリバリーをおこなっている友人の店くらいであった。

店に入るための買い物客の長い列ができていた


6・15 鏡を見て唖然

 久しぶりに、朝、鏡を見る。ゲゲゲゲッ、唖然! 
 それにしても、禿げた。あっという間であった。まるで、タコ八郎(元プロボクサー、その後コメディアン、1984年死亡)状態である。
 体調的には良いし、べつにおかしなところも感じない。ただ、時折めまいを感じそうになるが・・・。これは長年患っているメニエル病のせいだろう。それと熟睡ができなくなった。夜寝ていて2,3回おきてしまう。さらに頭皮が張ってカチカチ。年を取るにつれ頭の形が変わってしまったのかもしれない。遺伝とこれらの要因が複雑に絡み合いどんどん髪が抜けていったのであろう。顔色はむしろ良い感じでさえあるし、排便も良好なのに! 残念だ。 
 ネットやYouTubeで調べた、頭皮指圧やマッサージのおかげで少し生えてきているたような気がするが、あくまで気がする、である。ついつい自分では大目に見てしまうから、実際は生えていないのかもしれない? ただ禿げたことは確かである。
 アロエで2日に一度洗うようにし、シャンプーを止めた。それまではシャンプーで毎日洗っていた。もしかしたら、急にシャンプーを止め、洗うのを2日に一度にしたことがまずかったのかもしれない。
 シャンプーが良くないことはいろんなものを読んで分かっている。もう、もとに戻す気はないし、養毛剤の薬剤を飲んだりする気もない。指圧・マッサージ、食、運動に気を付け、このままつづけていくつもりである。
 あまりにも禿げたために、人に会うのさえ嫌になった。ちょうどパンデミックになり、外に出ることはあまりなくなったが、仕事のないことが大きなストレスになっていることは確かである。久しぶりに会う人は頭を見て愕然とするであろう。多分、遠めだと誰かわからないほどだと思う。
 久しぶりに会う人は、あまりの変わりように驚かないで!!

 


6・13 戻りつつある買い物客

 今朝がた少し冷え込んだようであるが、快晴。このところ温暖な天候が続くおかげで、シメジキットからシメジがむくむくと生えてきた。毎朝、見るのが楽しみである。
 今日は、週に1回の野菜買い出しの日である。天気も良く暖かなせいか、いつも以上に客がいる。おとといから営業施設閉鎖令が解除され、いくつかのお店が再開した。人々の気持ちが緩みはじめたこともあるだろう。あのキュウキュウとした感じから人々の気持ちにゆとりが少し感じられ始めた。しかし、ブラジルでは、武漢肺炎が、相変わらず猛威を振るっており、ついに死者数は4万1千人を超え世界第2位になってしまった。が、これほど天気が良いと、ついそんなことも忘れてしまう。
 フェイラ(青空市)では、ほうれん草があったが、ぐっと我慢をして買わなかった。というか買えなかった。今は買い物に出るときは必要以上のお金を持たないことにしている。もつとついついつかいすぎるからだ。仕方がない。お金が入ってこないから、とにかく今は緊縮するしかないのである。むしろ、食料を買えることに感謝しなくては! 1キロのハチミツ、42レアル(約900円)、ついさいきんまで40レアルだったのに。いろんなものが値上がらないことを祈る。 
 アパートの近くでバスを降りると、危なそうな奴を発見。こういう輩にはできるだけ近寄らないことが一番である。ちらちら、ときおりこちらを見ている。できるだけ早くその場をはなれた。
 確実に治安は悪化していると思う。今まで以上に気を付けなくては!

フエイラに客が少し戻ってきた感じがする

6・12 再開した営業施設

6月12日、今日ははDia dos Namorados。日本でいうとバレンタインデーに当たり、恋人同士がプレゼントの交換を行う。もしかしたらバレンタインデーのように好きな人にプレゼントを贈ることもあるのではないだろうか? 
 Dia dos Namorados前日に再開されたショッピングセンターには、多くの客が訪れた。ネット配信画像をみていると、開店を待つ行列ができていたほどだ。サンパウロでは、多くの専門家が武漢肺炎ピークを未だ向かえてないのに、営業施設の再開には異論を唱えていたが、州政府はそれを押し切って再開したかたちだ。おそらく経済界から、かなりの圧力がかかっていたのではないだろうか?
 僕は、もともとブラジルのような中途半端な貧乏国では、経済重視にすべきだ思っている。しかし、せっかく長い間、外出禁止令や営業施設閉鎖令を行っていたのにもかかわらず、感染ピークがみえないままにこれらの禁止令をやめてしまうのは、もったいないように思う。せめてピークが見えてからにした方がよかったのではないだろうか? もっとも、そうなると大都市から地方への感染が増え始めた今の状態ではいつになるのかわからないが・・・。
 死者数4万人を超え世界第3位、感染者数も80万人を超えた。ここで営業施設を再開すると第2波がくる可能性が大きくなると、と専門家は心配している。もう、ブラジルは、武漢肺炎をインフルエンザと同じように普通の風邪、病気とみなして、共生していくしかないと思う。
 サンパウロにあるブタンタン研究所ではワクチンや治療薬を中国の研究所と協力して作ることが今日表された。考えられない!! ブラジル人を実験台として使われるだけだろう! 自国より遅れた国と協力しようとすることは、中国からすればブラジルには実験台がたくさんいると考えたとしか考えられない。今後、気を付けなければならない。
 今日も快晴で爽快な天気である。とても武漢肺炎が猛威を振るっているなんて思えない。武漢肺炎と共生していくと決め、経済重視に向かえば、少しは気分がよくなるような気がする。少なくとも国民の3分の1くらいは既にそう考えているような気がする。
 とはいうものの、お墓で泣いている人の写真などを見ていると、なかなか割り切れないのも事実である。自分の周囲に感染したり亡くなった人がないので強気の発言ができるのかもしれない。難しいところである。ただブラジルのような国では経済がストップしてしまえば、病気で亡くなる以上の人が飢えて死ぬのも、治安が悪化するのも、十分ありえる、と思う。

今日も快晴になりそうだ。今朝の朝焼け


6・11 うまくそだたない野菜類

昨日、サンパウロ市内の営業施設がすべて再開すると思っていたら、ショッピングセンターなどは今日かららしい。昨日セントロを歩くと、開いている店も2,3あったが、多くは閉まっていた。正確には今日かららしい??? ちなみにレストランなども、完全に開けることはまだ禁止されており、デリバリーなどで対応しなければならないようだ。
 誤った情報を書いてしましました。すみません。
 シメジの菌床から、自分でYouTubeを見てカフェ殻からつくった菌床に菌に移すことに成功したと思い、大喜びしたが、瓶の中に緑色の部分がでてきた。これが少しずつ広がっている。おそらくアオカビであろう。やはりそんなに甘いものではないのである。一応、瓶を殺菌したが、完全には殺菌されていなかったのだろう。中に出てきたということはコーヒー殻にアオカビの菌が紛れ込んだのかもしれない。全くの素人が、汚い台所で行えるほど甘くないのである。凄く嬉しかっただけに、ちょっとへこんでしまった。へこたれずにもういちど挑戦してみたい。
 発生したアオカビはどんどん浸食していくのであろうか? 白い菌がかなり増えたので、シメジが発生したらさっさと収穫した方がよさそうである。
 種芋として水に浸けているサツマイモから根が出てきた。早く芽がでてこないかな~ 芽が出てきて葉が5枚以上になったら土に植えて芋を取ろうと思っているが、まだまだ先は遠そうである。
 ジュースにして飲んでいるベティハーバー(甘藷)は再生栽培をしている。ダイコンにしろニンジンにしろ、葉は再生しても根の部分、つまり食べる部分まで再生するのはむずかしそうだ。ベティハーバーは、葉が好きなので成長したら、食べようと思って水生栽培している。葉が食べれるほどに大きくなってくれたらいいなあ。前回、土植えしたらいいんじゃないかと思い、試したがすべて枯れてしまった。おそらく根が出るまでは土壌から吸水する力はほとんどないような気がする。どうせカブの部分はうまくそだたないようであるからずっと水生栽培して葉の部分だけ収穫しようと思っている。
 種は芽がでるが、ひょろひょろっと育ちすべて枯れてしまった。今度こそと思って行った2度目の挑戦もだめだった。気温が急に下がったこともあるだろう。土が良くないこともあるだろう。農家の人に何がだめなのか聞いて、もう一度挑戦しようと思っている。

こー日柄で作ったシメジの菌床。緑の部分が出てきた。アオカビ?

ベティハーバー(甘藷)の葉が出てきた。このまま祖立つといいなあ

種芋に根が出てきた。早く芽が出ないかな


6・10営業施設再開

サンパウロでは今日から営業施設が短時間ではあるが再開される。死者数は記録を更新したにもかかわらず、まだピークが見えないにも関わらずだ。今まで、ゆるい外出禁止令や営業施設閉鎖令を続けてきたのに、もったいない、という気もする。しかし、多くの、オーナーをはじめとする人々は、「感染しても、飢え死にするよりはましだ」と考える人が多いようだ。確かに、感染したからと言って必ず死ぬわけでもないし、お金に困窮する恐怖は感染するより恐ろしい。政府が、欧米諸国のように多額の給付金を出してくれればいいが、そんなことはありえない。議員たちに給料削減して給付金に回しては? と大統領が水を向けたが誰もそれに賛成すしなかったらしい。大統領も初めからわかっていて言ったような気がするが・・・。日本の国会議員にしても給料削減となると皆しらんぷりをしているようだし。特に野党の国会議員などはろくに仕事もせずに首相のあら捜しばかりマスコミと一緒になってしている。こんな奴らは給料泥棒と言われても仕方がない。たくさんのお金がもらえるから、国会議員に立候補した輩もいるだろう。もっとも立候補したからと言って当選する確率は小さいだろうが・・・。
 今日も良い天気。暑くならない午前中のうちに犬の散歩をすました方がよさそうだ。今まで閉まっていた男性用の衣料品店が開いていたし、靴やなどなどが営業していた。ただ、レストランやバールなどは店先でモノをうるくらいでまだ完全に営業というわけではない。
 まあ、しかし、営業施設が営業し始めると、少しはブラジル経済は回り始めるだろう。今年は、予測としては6%ほど低下するんじゃないか、と言われている。本当にそんなものか? と思う。実際は6%ではすまないと思う。
 僕の方は今年いっぱいはブラジルの仕事はないような気がする。緊縮を続けていくのは苦しいが仕方がない。新たな金を稼ぐ手段を模索中である。

今朝の朝焼け


 

6・9人出がもどりつつあるセントロ

今日も朝から快晴。
 メルカードに行く途中、南米1の問屋街25・デ・マルソにびっくりするくらい人が出ていて驚いた。ガレリア・パジェと呼ばれる、安い中国製品を売るボックスが集まる建物のあたりである。消防士や警察もいたから、今週に入りこっそり開けていたのが、ばれて踏み込まれたのかもしれない??? 他にも靴屋や数か所のお店で正面シャッターを半分下ろして営業している店が何軒かあった。
 このままでは潰れるしかないと思った店が、禁止令を破り訴えられるのを覚悟で開けているのだろう。
 セントロには結構たくさんの人が出ていた。路上販売もマスクだけでなく、電気製品やスニーカーまで売られていた。もう、セントロの多くの人には、武漢肺炎感染を恐れるより仕事、お金を稼ごうとする人多い感じがする。それほど、人々はひっ迫し始めているのだと思う。もちろん、外出をせず家でじっとしている人も多いと思う。もしかしたら、セントロは特別人出が多いのかもしれない??
 東洋人街、リベルダージの食品店の店員と話すと、先週の土曜日は、店の中が買い物客で一杯っだたという。
 もう、サンパウロのセントロ付近は武漢肺炎感染なんか関係ないような感じである。栄養、睡眠を十分を取って、免疫を高め、武漢肺炎に感染しないように気を付けていくしかない。自分の身は自分で守るしかないのだ。

25 de Marcoの人出

 


6・8農場経営の夢への第一歩   

今日は快晴。気温もさほど寒くなく最低気温は17度、昼間には26度を記録した。武漢肺炎24時間の死者は1400人を超え、最多をを記録したらしい。おそらく世界1ではないだろうか? まだ、ピークは見えないようだし、いったい、どうなるのだろう? 日本から世界旅行中の友人はチリに長らく滞在していたが、なかなか武漢肺炎がおさまらないので、ついに日本に帰国することととなった。南米は、冬を迎え、今後さらに武漢肺炎患者、死者が増えそうである。そういえば、南伯のフロリアノポリスでは、32日間死者が出ていないという。南伯のフロリアノポリスはヨーロッパ移民の子孫が多く、教育水準も高い。もしかしたら、そういうことも関係しているのかもしれない。
 アパートの前にあるカフェの樹の実が、熟れてぼとぼとと地面に落ちている。数年前、ここから拾って植えた実から芽が出てやっと30cmほどになった。最初は、なんの芽かわからなかったが、カフェとわかって、大喜びしたことを覚えている。というのは、まさか生えるとは思ってもいなかったからだ。門番に苗が30レアル(700円ほど)で売っている、と言われ買おうとした矢先だった。
 2年は経っているはずであるが、まだ30cmほど。成長が遅い。しかし自分が植えた種から大きくなったカフェは苗から育てたものとは違い、可愛さもひとしおだ。
 自分の農場を持ったとき、カフェも植えたいと思っている。ミツバチも飼って花が咲いたら蜜を取らせ、ほんのりとカフェの香りのする蜜を取ることが夢である。今年も地面に落ちたカフェの実を採集した。植えて大きくして、農場に植えようと思っている。カフェのハチミツを収穫できるのは、まだまだ遠い遠い将来だろうが、夢の実現に、一歩でも近づくよう、カフェの苗を作っていこうと思っている。広場の街路樹として生えているカフェだから品種的には最低クラスだろう。しかし、種からカフェを育てることは、農場経営に一歩でも近づいている気になる。

地面に落ちた実

まだ木に残るカフェの身

 


6・6 ピーク前に営業施設再開の動き

今日も曇り。
 ブラジルの死者数が24時間あたり1000人以上、累計が35000人を超えた。ボルソナーロは,あまりに増えすぎだと考え、マスコミが数を膨らましているのでは? と考えているようだ。毎日、テレビで感染者数、死亡者数の24時間増加数と累計数を発表しているようであるが、1日の増加数だけにし、その上、発表時間を遅らせたそうである。
これは、中国の情報隠蔽と同じでないだろうか? しかし、情報の発表操作までやり始めたとは・・・。
 今日土曜日は、大規模ななデモがあるらしい。ボルソナーロは、このデモに対し軍に出動を要請した。力で抑え込むことをし始めた。実際に出動することになったのかは知らないが・・・
 リオでは、ピークが見えないままにバーやショッピングセンターの営業に許可が降りたそうだし、サンパウロでもオフィス、ディーラー、不動産、ストリートストア、ショッピングモールが再開された? される? 多くの専門家は、まだ時期尚早だと危惧している、との記事を見た。
 もう、こんな状態で、なしくずし的に営業活動がはじまれば、どうしようもない。それこそ、武漢肺炎を普通の風邪とみなし、感染者が増えようが、死人が増えようが、気にせず、通常生活を送っていくしかないと思う。何度も書いたが、こうした動きはブラジルのような貧しい人が多い国では仕方がないことかもしれない。ただ、他の国では、ブラジルからの旅行者は徹底的に隔離し、制限するのではないだろうか? そうなると困る!!

今朝の朝焼け


 

6・5 増え続ける死者

 朝から雨がふったり止んだりの天気が続く。ネットを見ると今朝の最低温度17度とさして寒くない。しかし、この天気のおかげで気持ちはぱっと晴れない。
 ついに死者数は34000人以上となりイタリアを抜き世界3位になってしまった。あ~。ネットニュースによると、ブラジルはパンデミックのピークを迎えないままに、検疫活動を緩めているらしい。そういえば、セントロのお店の中には、営業施設閉鎖令が15日までなのに、シャッターを半分ほどあけてこっそりと営業する商店を数店みかけた。警察にバレると罰金らしいが、背に腹はかえられずついつい営業してしまったのだろう。
 この国では、武漢肺炎はインフルエンザのような風邪と思って共存していくしかないのではないだろうか? 大統領は、この機を利用するかのように好き勝手にやるし、現状は、もう、どうしようもない。来週日曜日、予定されているデモには、軍に警備を要請したらしい。たとえ、大統領だとしてもこんなことが許されるのだろうか? さすがに、周囲から反対され、そんなことはないと思うが・・・・??
 冬になり、柴犬リンの毛がすっかり生え変わり、むくむくで触っても、気持ちがいい。まるでビロードだ。短毛のジジババ犬と異なり、寒さには強いようで、毛布に潜り込むこともなく平気でそのまま丸まって寝ている。
 最近、発情が終わったようで落ち着いてきた。来年こそは雄犬をあてがってやりたいができるだろうか?

 


6・4 明日は

G12にしてブラジルをいれるか、トランプ大統領は悩んでいるようであるが、あの韓国を入れるくらいなら是非ブラジルもいれて欲しい! 穀物輸出で、特に大豆の中国向けが増えているらしい。ブラジル人は買ってくれるところがどこであろうと、お金が入れば、すぐに売るだろう。しかし、G12に入れば、アメリカの手前、中国向けの輸出は抑えられる可能性がある。中国の魔の手からブラジルを救って欲しい。中国は穀物危機を想定し、世界中から中国は穀物を買いまくっているらしいから、マスクの二の舞にならないようにして欲しい! ブラジルもロシアのように穀物の輸出禁止をして欲しいが、多分それはできないから、せめて制限くらいをして欲しいものだ。
 セントロの交通量は幾分戻り、武漢肺炎前の65%ほどになった感じがする。15日から営業施設閉鎖令が解かれるらしいが、さらに延長なんてことにならなければいいが。
 犬の散歩中に小奇麗な格好をした30ほどの男性から「銀行の口座には1レアルしかないんです・・・・」
 はじめはてっきり道を聞いてくるかと思ったので立ち止まった。まさか、お金のムシンとは思いもよらなかった。あいにく、散歩中はお金をもたないし、この時期お金を持っていてもあげたかどうかわからない。「お金はもっていないから」と言ってその場を離れた。しかし、明日は我が身になる可能性もある。決して他人事ではない。帰り道中、いろいろ考えさせられた。

ここ数日雨模様の天気


 
studio crystal