南米漂流(ブログ)8月

8月

8・21 バスジャック

メルカードで買い物をしていると、設置されているテレビに、リオ警察の水色のパトカーが映し出されていた。どうやら、リオで何か事件が起きたようである。中継されていることを見ると結構大きな事件かもしれない。家に帰って、ネットで確認してみると、バスジャックが起きたようだった。
 記事をいくつか見ると、20歳の青年がナイフで39人が乗る(おもちゃの拳銃という記事もあった)バスをのっとったらしい。若者は、強盗目的ではなく、歴史に名を残すために犯行に及んだらしい。
乗客に警察に電話をかけさせ、警察の狙撃犯も出動した。そして3時間30分後に犯人は射殺された。39人の乗客には怪我もなかったらしいが降車後ひとりなくなった。
記事がどこまで本当なのか、わからない。あくまでも事件後の感想だが、射殺する必要があったのか? 犯人は乗客を傷つけるつもりはなかったのではないだろうか? 犯人を説得できたのではないだろうか? そう思ってしまった。もし、乗客を傷つけるつもりなら、わざわざ警察を呼ばなかったろうし、少なくとも警察が来る前に何人か殺傷していると思う。あくまでも事件後に感想である。 
10数年前に、やはりリオでおきたバスジャックが映画化された。あまりはっきり覚えていないがブラジルらしい暗さが滲み出ている映画だった。ストリートチルドレンが主人公だったと思う。題名は確か、「ルート174」。もういちど見直したいが、あのdvdはどこにいっただろう

 


8・20 チョコレートの誘惑

父の家系も、母がたの家系も糖尿病が多い。そんなこともあり、糖尿病にならないように非常に気をつかっている。薬を飲んだり、ひどくなるとインシュリンを毎日うたなければならないのが嫌だ。注射が大嫌いな僕は、毎日注射をすることを聞いただけで鳥肌がたちそうである。今は、技術の発達で、刺してもほとんど痛くないほど細い注射針も開発されているときくが、注射と聞いただけでぞっとする。そんな訳で、家には砂糖もないし、外でコーヒーを飲むときも砂糖なしである。
 たばこはもともと吸わないし、酒も、⒛、30台に浴びるほど飲んだせいか、今はまったくのみたくない。ところが、チョコレートに目がないのである。チョコレートを買うと、無くなるまで食べてしまう。ブラジルにはいろんなチョコレートを250gほど箱に詰めたチョコレートボンボンが売られてる。これをつい買ってしまうと、その日のうちに最後のひとつまで食べてしまう。なので、普段は買わないように心がけている。
 この箱入りチョコレートボンボンは見栄えも味も値段もそこそこで、日本へのお土産に最適である。このチョコレートボンボンとカフェ・イグアスー(丸紅資本の会社。何故か日本の人に評判がいい)のインスタントコーヒーを日本へのお土産の定番としている。
 今回も、チョコレート・ボンボンを買いだめしていた。ところが急に甘いものが食べたくなり、何度も手にとって開けるべきか、開けないべきか悩んだ。糖尿病の怖さが甘いものを食べる欲求になんとかうちかち、開けずにすんだ。一度、食べ始めると、すべて食べずにいられなくなる。そんな自分を何度もみてきて嫌になっていた。
 酒はほとんど飲むことがなくなった。学生時代の友人が聞いたら驚くだろう。それほど毎日飲んだくれていた。今の僕にはチョコレートの誘惑は酒以上で我慢するのが難しい。なので買わないことが一番なのだ!! スーパーに行ってもお菓子売り場は見ないように通り過ぎることにしている

 


8・19 性善説

先週はポカポカ陽気の初春のような天気が続いていたのに、今週は雨模様の冷たい天気だ。まるで、多くのブラジル人のようにコロコロ変わり、信用できない。あくまでも僕の知っている多くのブラジル人である。じゃ~、日系人や日本人はどうか? と言われると、絶対的な信用はできないが、ブラジル人よりはマシ、だと思う。僕の中の信用のランクは、ブラジル人<日系人<日本人である。
 何回かブラジル人にだまされたことや、だまされかけたことがあるせいだろう。日系人には、ブラジルにあまり慣れてない頃、手伝ってくれるふりをしてお金をふんだくられたことがある。まだ、日本の日本人にはだまされたことはないが、日本に住んでいないからでそういう目にあうたことがないだけであろう。
 ひとつには、僕自身にも問題があると思う。ブラジル人は信用できない、という目で最初からみて、身構えてしまう。これでは、変な奴ばかりが寄ってくることになるのだろう。   知り合いの日系人のおじさんは、いつもニコニコしていて、他人を決して悪くみない。いつも、いい人だからという言葉が彼の口から飛び出す。おそらく、こんな人にはほとんどの人が悪いことしたくなくなるだろう。そのおじさんは宗教家(日本の新教宗教)で、その宗教の教えは、性善説。誰がみて聞いても道徳的に立派な教えばかりある。
 おじさんのようにはとてもなれないし、だからといって、その宗教に入信するつもりはさらさらないが、「人は性善」と見られるようになった方が自分にもストレスがたまらなくて良いと思う。
 僕自身は間違っていないと思えることで、3回いやなことをされたり、腹立つことをいわれたりすると、その人間には2度と会わない。本当はそれじゃだめなんだろうな、と思うが、人間ができていないから、自分の思いを突き通す。初老なったのだからもうすこし、大人にならなければ、と思うのだが、自分を折ってまでは嫌な人間にはまだ会う気にはならない。

 


8・16 さくらが病気Ⅱ

 昨日に引き続き、今日も獣医院にブラジリアンテリアのさくらを連れていく。昨日受けた注射と薬が効いたようで、昨日と打って変って、いい顔をしている。何より眼が輝いている。安心した。
この犬は息子の15歳の誕生日に僕がプレゼントした犬で、息子も毎晩一緒に寝るほど可愛がっている。物凄く臆病な犬でアパートのベランダに出るのも怖がったし、ましてや散歩に連れて出るとべっちゃり地面に腹ばいになって動こうとしなかった。そんな犬であったが、オス犬を飼い、子供を産むと、すっかり変わり、ベランダも散歩も平気になった。ただ、獣医に予防注射に連れて行くとすっかり怯えてしまい、診察台の上で固まった。そんなさくらを見てどの獣医も大人しい犬だね~と言ったものだ。薬に弱く、強い薬を飲むと具合が悪くなった。
後ろ脚のくるぶしが張れて自分で噛み破ったために、穴が開いてしまった。息子は早くからくるぶしが張れていると言って心配していたが、僕には腫れているようには見えなかった。おいておけば自然になおるくらいにしか思っていなかった。噛み破ったことを聞いて慌てて犬猫病院に連れていった。
いろいろネットで値段を調べた結果、アパートのすぐうらにあるペットショップにある獣医が一番安かった。しかし、獣医がいまいち気にいらなかった。以前行った際にいた女性の獣医はいじわるそうだったし、昼からいるという男性の獣医は威張っていてゲイっぽく、どうも好きになれなかった。そんなとき、リンの予防注射をした獣医院を思い出した。ただそこは少し高かった。その病院がある地域は、僕のアパートがある地区より良い地域にあり、連れて来られる犬たちも高そうな犬ばかりであった。
リンの予防注射に選んだ理由は、その医院が60日未満の仔犬は注射しないと、電話をしたときレセプションがいった一言であった。しらべた獣医はどこも薬は輸入品だという言葉が返って来たが信用できなかった。結局その病院は調べた中で一番高かったが、一番信用できそうであった。もし、死んだら、ということを考えると、少々の金額差は、どうでも良かった。というのは、公共の機関で狂犬病の注射を受けて数匹の犬が死んだニュースを見ていたからだ。ブラジルは少しのお金を惜しむと命に係わることもあるのだ。
さくらは、バクテリアでくるぶしが腫れたのではないか、という診察がでた。皮膚片をとり顕微鏡できちんと調べた結果からだったので信用できると思う。結局2日間病院に通い、かかったお金は初診料も入れ日本円で1万円ちょい。ブラジルでも、病院のレベルからしたべらぼうな値段ではなさそうだ。ただ、ひとつひとつの診療ごとお金が請求された。さくらも快方に向かっているので、きちんとした病院に行ってよかったと思う。

3年前のさくら


8・15 さくらが病気

 息子の飼っている犬(さくら)のくるぶしにミズがたまり獣医に連れていくことになった。ネットでいろいろ同様の病気を探すがイマイチみつからない。結局、クルブシの皮膚を噛み破り穴があいてしまった。慌てて、獣医を探して連れていくことにした。
 アパートのすぐ近くにあるペットショップの獣医が一番安かったが、初診料が1000円(35レアル)ほどしか変わらなかったので以前リン(柴犬)に予防注射をした犬猫病院に連れていくことにした。
 結局、原因は湿疹が原因で足にミズがたまったのではないか、というもので、手術をせずに済んだのでほっとした。ただ、ちょっと耳を診ただけ金を要求したのには閉口した。何かをすると、タクシーのメーターのように値段が上がっていくのはちょっとね、という気になる。犬の病気ひと段落したら、もう連れていかないと思う。


8・13 移民の国、ブラジル

メルカードにある鶏専門の精肉店に行くと、顔見知りのリマ人が、客とにこやかに笑いながら話していた。
あんなに明るい奴ではなかったはずだ。ポルトガル語も僕より少し下手なくらいだった。それなのに随分とうまくなっている。いつも苦虫を噛み潰したような、機嫌の悪そうな顔で客に対応していたし、滅多に笑うような奴ではなかった。1か月ほど前から妙に明るくなったことに気が付いていた。どうしたのだろう? と不思議に思っていた。
 僕の番になり彼が「何がいるの?」と問いかけてきた。以前なら彼から言ってくることは滅多になかったのに! 「むね肉を1キロ」と言った後、別にからかうつもりもなく、「随分ポルトガル語がうまくなったね」といった。隣にいたやはりリマから移民できた男がにやにやしながらからかうように言った。「女だよ! 女!」すると照れくさそうな顔をして「恋人を作って何が悪い!」と言いながら男は頬を赤く染めた。肌が黒いから赤くなったことは解らないはずであるが、そのときはそう感じた。
知人に半黒のモレーノ(白人と黒人の混血)がいる。真っ黒とは言えないがどちらかというと黒い肌をしていた。こいつは起こると、肌がよりいっそう黒くなった。よく、日本人にも怒ると青くなる奴がいるが、こいつも青くなるタイプで青くなってよりいっそう黒く見えたのだと思う。
「あれ、マリに奥さんと子供がいたんじゃなかった?」ときくと「いるよ。マリでは3人妻がいてもいいんだ。それにこっちの女性は恋人さ」「ふ~ん」
多くのアフリカの国では2人か3人の妻がいても良いと聞いたことがある。からかうつもりは一切なかったのだが、彼はからかわれたと感じたかもしれない。
ブラジルは世界中からいろんな人種が移民や難民としてきているだけにいろんな宗教、文化、慣習が存在し、実際に接してみると面白い。最近は、国の状態が悪いので韓国人や中国人のお金持ちが増えてきているらしい。 
そのうち、日本もブラジルに負けない移民大国になるのかもしれない。ブラジルはもともと移民の国だが、日本は今までほとんど単一国家に近い国であった。それだけに世界中の人々が移民・難民として流入すると、もともといた日本人は対応しきれるのであろうか?

 


8・12 ポカポカ陽気

日本では立秋なった、といつも読むブログに書かれていた。
「立秋」という言葉は知っていたもののはっきりした意味はしらなかったので調べてみた。以前は、辞書を面倒で引く気にならなかったが、今はグーグルで簡単に検索できる。
「秋の気配が立つというので立秋という。夏とはいえ時折秋の気配が感ぜられ涼風が吹き始めるので涼風至白露降寒蝉鳴(りょうふういたりはくろくだりかんせんなく)と言われている。涼風とはこの日より四十五日の間西南坤(ひつじさる)の方向より吹く風のことを言い立秋にこの風が吹けば五穀良く熟す。又反対の艮(うしとら)より風吹けば秋気和せずと言われている。」らしい。
 立秋は、太陽の位置によって決められるらしく、毎年同じでない。今年は8月8日だが来年は7日だそうだ。
 サンパウロは先週からポカポカ陽気が続き、春がすぐそこまできたことを実感している。とはいいつつもおそらくまた寒気が訪れ冷えこむだろうが・・・・。
 ベランダに種を撒いた植物も次々と芽を出し始めた。納豆の小さな容器に植え、芽が出たら植え替えるつもりだったが、いざ芽がでると、どこに植え替えようかと頭を悩ませている。
 今、芽がでているのは、スイカとニンニクとトマト。せっせと野菜くずなどを土に埋めて、土を作っている、そうしたできたばかりの土は良くない? と読んだし、変な土を買うのは嫌だし、どうしようかと思案中である。

後ろはゴーヤとカフェ。種から育っただけに愛着がある


 

8・9 オジサン

久しぶりにメトロにのったら、久しぶりに美女を見た。

20代半ばの白人系の目元すっきりの小柄な女性。僕好みのタイプである。見るともなしにちらちらと彼女を見る。やはり、綺麗である。

と、メトロの窓に映った自分の姿が目に入った。薄くなった髪、目の隈や、頬部分がぼこぼこになった顔・・・・。どう見てもオジサンである、いや、老人と言ってもいいかもしれない。あ~、ため息が漏れた。なかなか、そんな自分を認めることができなかった。しかし、数年ほど前からやっと自分の現状を冷静に見ることができるようになった。

年を取っても枯れていく魅力が出てくる男性もいるが、僕の場合は、どう見ても単なるおじさんである。

がくんと力が抜けてしまった。

 


 

8・8 今後が怖い

新大統領になって経済が悪くなっているのか、よくなっているのかいまいちよく解らない。経済専門家の言葉でなく実際はどうなのであろう? 友人や知人の店主などいろいろ聞いてみた。
「よくないね。新大統領に期待しすぎていたこともある」(日本食品工場経営者)
「売れてるよ。けっして悪くないよ」(メルカードの魚屋)
「全然うれないよ。俺には最低だよ」(果物売り)
・・・・・・
ほんの僕の周りを聞いただけであるが、皆、悪い、というと思っていた。
セントロの繁華街もシャッターの店舗があるかと思えば、内装工事をしているところもある。しかし大半はシャッターがおろされたままである。
僕が知り会いに聞いたところでは貧乏人ほど悪い感じがする。失業率のニュースは最近ネットには見かけないので、おそらく悪くもならず、よくもなっていない、変わらないということだろう。つまり10%以上の悪いままである。
僕の住んでいる建物では、アパートの売買が好調のようで内装工事がひきりなしに行われている。他のアパートの建物は「Vende se(売ります)」の看板がたくさんでているにも関わらずである。おそらく、一部の金持ちは好調なのだろう。
 日本を含め世界経済は米中の貿易戦争などで決して好調とは言えない。むしろどんどん悪くなっていると思う。今のブラジルの政権ではよくなるとはとても思えない。それだけに今後が怖い。


 

8・7 オーガニックマーク

ここ数日、朝は寒いものの日中はポカポカ陽気がつづいている。この状態から、また一気に冷え込むのだろうか?? 考えただけで、恐ろしい~。やはり、老人に片足をつっこんだ年齢になり、長年サンパウロで過ごした身には寒さが身に染みる。

昨日、フェイラリブレという、オーガニック品を売る店ではちみつをかった。まだ午後4時、普通の日なのにお客で賑わっていたのには驚いた。

以前にも少し店の事を書いた覚えがあるが、この日も来ている客は30~50代の人ばかり。意外に活気があり、レジ待ちの人がならんでいるほどである。この時期、安売り専門のスーパーや店以外でこんなに人が入る店は意外に少ないのではなかろうか?

僕も感じたことであるが、来ている人がオーガニックに興味のある人ばかりで、自分と同じような考え方の人が集まっているということで、妙な安心感がある。治安が悪く、人をだましてでもお金を稼ごうと言う人が多いサンパウロで、安心して買い物できることは嬉しいことでもある。さらに、健康にも良いものが買えると言うことで、つい足を運んでしまうのかもしれない。

今日は、店の中にあるカウンター式のカフェ飲み場で、カフェや軽食を楽しむ人も見受けられた。レジで、蜂蜜を買う際に、政府が認証したオーガニック製品に貼ってあるラベルが本当に信用できるのか聞いてみた。

レジの、ひげ面の人のよさそうな男性は笑いながら「信用できますよ」という言葉を返してきた。いつも買うオーガニックフェイラのおじさんも同様なことを言っていたので、どうやらこのラベルは信用できそうだ

政府に承認されているオーガニックマーク


8・6 10月の帰国は大丈夫?

 

 また、新たな寒波がくるそうだ。今でも朝夕は十分寒いのに(15度以下)これ以上寒くなるのは耐え切れない!! 朝夕は冷えるのに日中は20度を超えることが多く、身体はなかなか順応できない。

魚屋の日系人の友人と話していて、まったく韓国関係のニュースをしらなかった。彼はUSPを卒業した(日本で言えばブラジルの東大のような大学)を卒業したインテリであるから、てっきり知っていると思っていた。彼のような人間でさえ知らないから、普通のブラジル人なら、地球の反対側にある国々のことなんか全くしらないだろうし、関心もないだろう。

「そう言えば、最近、韓国人が増えてきたと言っていたな」彼は、そう言って納得がいったような顔つきをした。

 僕は最近「虎の門ニュース」というのをユーチューブでみているし、ネットニュースを注視しているので韓国や中国の現状はだいたい知っていた。韓国が崩壊への道まっしぐら、まるで、SFにでてきそうなストーリーであるが、どうやら本当らしい。今年は10月頃一時帰国をするつもりである。それだけにあまりアジアの情勢が荒れてもらいたくない。ホルムズ海峡もおかしいし、どうなるのか見当もつかない。今年じゅうに何かおきるとは思えないがどうなるかわからない。

 


8・5柴犬リン

 

 リンが家に来て約4か月、生後6か月。とにかく大きくなった。恐らく、もう成犬の大きさだろう。別居している息子がアパートに来るたびに「大きくなったね」と驚く。

僕自身は毎日一緒に生活しているのであまり気が付かない。しかし、リンが来たころの写真をみると、その成長に驚く。

この犬の性格なのか? 柴犬という犬種の性格なのか? とにかく意地悪である。写真で、幼い頃の顔を見てもそのふてぶてしさがわかる。ジジババ犬が水を飲んでいるとその頭を前足で押さえたり、餌を食べているのに餌入れを自分の方に引き寄せたり・・・ 今までたくさんの洋犬を飼ってきたが、この犬ほど前足を使う犬を見たことが無い。意地悪に見えるのは、より人間的なことをするからかもしれない。とにかく頭はいいと思う。

ストレス発散と運動を兼ねて、ボールをアパート6、7mの廊下で投げて遊ばせているが、いつしかボールを咥えて自分の方から遊んでくれと要求してくるようになった。日本語で「ボールは?」と聞くとベッドの下や冷蔵庫の隅にあるボールを探しだし持ってくる。  

リンは小さい頃から抜群に頭がよく、うちに来て2日で自分の名前や便所の場所を覚えたし、お手やお座りはジジババ犬がしているのを見て覚えてしまった。僕が飼った犬の中で抜群に頭が良い。頭の良さが、この犬ならではなのか、日本犬という犬種なのか性格同様わからない。

多くの人に、日本犬は無駄吠えをしないし、性格も他の犬とは全く違う。それだけに躾が難しい、と言われる。確かに躾は非常に難しい。今まで飼ってきた洋犬なら、あっさり従順に言うことを聞いたが、柴犬はそうはいかない。

決して反抗するのではないが、簡単にはいうことを聞かない。毎日が闘争である。ときおり粗相したときにはベッドの下に逃げ込み、僕が怒って、足や尾をひっぱってひきずりだしても一度も噛んだりしたことはない。鼻づらをうんこのちかくに押しつけるだけなのだが、自分が悪いことをした、と十分解っているからであろう? 

力が強くなり片手で頭を押さえつけることはできなくなった。雌でこれだけ力がつよいのだからオスはどれだけ力が強いのだろう。粗相をしたとき、近くに頭を押さえつけるが鳴き、叫んで、全力で逃げられる。

それでも最近は、リンも成長し大分従順になってきた。犬の躾も人間並みに難しい。最近、つくづくそう感じる。日本で散歩連れの柴犬をよく見かける。どの犬も主人には素直そうに見え、当たり前に飼育している。それだけに、日本犬の躾の難しさを感じたことはなかった。しかし、実際飼ってみると違った。生まれてきたときから、洋犬と暮らしてきた息子がリン様子を見て驚くほどであるから、おそらく柴犬リンの躾はかなり難しいと思う、どうだろう?

うちに来たばかりの頃。約3か月。かわいいが、ふてぶてしさが漂う

現在、生後約6か月。もうすっかり成犬

 


寒い! 寒い!! 

今日は野菜の買い出しの日なのに、なかなかベッドから起き出すことができなかった。用意をして、やっとバスにのったのは7時半を過ぎていた(普段はだいたい7時)。道路のデジタル表示を見ると、体感温度は随分寒く感じるのに15度。間違っている、と思ったが昨日、夕方6時で25度を超えていたことを考えると、急に冷え込んだために、身体が寒さに追いついていかないためだろう。
ネットニュースを見ると南極から寒気団で冷え込んでいるらしい。何伯のサンタカタリーナ州ではー4°を記録したらしい。サンパウロでは前回の寒さで路上生活者が2人しんだこともあり、寒さ支援を強化しているようだ。
今日は桜まつりが数か所であるが行かなくてよかった。行っても寒いし、雨交じりだし思うように写真はとれなかっただろう。
寒さで、ジジババ犬たちはバスタオルに包まって寝ている。それに比べ、日本犬のリンはまったく平気でいつもとかわらず遊んでいる。まだ若い(生後6か月)こともあるがやはり寒さには強いようだ。ときおり寝ているジジババにちょっかいを出しては吠えている。

寒い上に小雨がときおりぱらつく

studio crystal