20190308~

 

 3・25 10日後の凛

凛(柴犬)がきてから約10日がたった。わずか10日であるが、きてからもう随分たったように感じる。

 彼女はあっという間に家に溶け込み、今ではジジババ犬に傍若無人に振る舞っている。今までババ犬がトップの座にいたのだが、吠えられようと、噛まれようと平気の平左の凛は、しょっちゅうちょっかいをかけ、しまいにはババ犬が逃げ出す始末である。それでもおいかけてちょっかいを出すので僕が凛をしからなければならない。ほおって置くと構わず噛みまくるし、バスタオルに包まって寝ているババ犬の上にのっかっていく。

甘噛みだが、歯が細くとがっているので画鋲を押し付けられるように痛い。その度にババ犬は怒り「やめて、向こうへ行け!!」と怒りの籠った吠え声をあげるが、凛は全く平気で続ける。ババ犬が切れてカップリ噛みつくのを恐れて、僕の方が凛を叱らなければならない程だ。ババ犬の歯は、ほとんど抜け落ちてしまったが、犬歯と奥歯はまだ健在であるから、これで思いっきり噛まれると怪我はするだろう。見ているこちらの方が冷や冷やだ。こんな凛をジジババ犬が嫌っているかというと、そうでもなく、粗相で僕に叱られキャインキャインなくと、ジジババ犬は飛んでやってきて心配そうに「許してやって!」と懇願するような目で僕を見る。

 凛は10日間のうちに成長し、身体も1まわり大きくなったし、動きに敏捷さがました。ダックスフンドのジジババ犬に比べ、顔の大きさは大きくなったし、身体の大きさもすこし小さいくらいである。ズル賢さもまし、見ていないと3回に2回は決められた場所に大小便をせず、彼女の好きな所にするようになった。最初は、すぐにトイレを覚えたので喜んだが、早計であった。何度か叱るうちに間違った所にしたということを認識しているのか? 叱られることを恐れているのか? こそこそと机の下に隠れるようになった。もうすぐしたら、ちゃんと決められたところにのみするようになるだろうと思っている

ちょっかいをかける隙を狙っている凛

3・23不便な世の中になった

 

 僕がきた90年代には、PCやネットはまだ、最初の頃で、あまりに容量の多い写真や記事は送れなかった。そのため日本に送るためにはCDに焼いて飛行便で送った。ところが、すっかり便利になり、ばんばんネットは使えるし、少々大きな画像でもまったく問題なく日本までネットで遅れる。まったく便利になったものだ。今やネットのない生活なんか考えられない。

 しかし、ネットのおかげで写真販売などの方式ががらりと変わり、ネットで売る世界的な写真ライブラリーで、たくさんの写真のなかから誰でも簡単に安く写真を購入できるようになった。しかし、僕のような名もないカメラマンには大変なことである。今まで頼まれていた出版社などからの仕事は減った。僕の知人のカメラマンなども仕事がこなくなり困っている。 便利になった反面、不便になってしまった。

 昨夜、突然PCが動かなくなった。電源が入らないのだ。おそらく電源の部位が壊れたのであろう。PCの画面が突然緑色になり動かなくなるなど、その兆候はあった。まだ3年しか使っていないメインPCだっただけにがっくりである。なんとか以前使っていたメインPCを蘇らせ、仕事で使える状態にまでした。

 そして今朝おきると、今度はネットが入らない。ルーターが正常に働いている目印の4つのランプはついているものの、ネットが来ていないのである。いろいろためしたが、PC音痴の僕にはよくわからなかった。最後にいきついた原因は、サーバーがおかしいかルーターがおかしいかである。そしてもうひとつ、昨夜WIHIで写真を送って印刷ができる様プリンターを設定したばかりである。設定する際に、もともとの設定を変えてしまったのかもしれなかった。オルガニック市に行って、もう一度考えてみれば、良い考えが浮かぶかもしれない、と思いそのままにしてでかけた。

 帰って電源をいれると、幸いなことにネットはつながった。さっぱり訳が分からない。ルーターの4つのランプが、ついていてもネットが来ていないことがあるのだ! もう僕の手におえたものではない(もともと手におえないが・・・)。便利になった反面、自分ではどうしよもない不便な世の中になった

 

 

3・22 元大統領テーメル逮捕

 

 元大統領テーメルが逮捕された。大統領時代に率いる組織が約550億円(もしかしたら桁数が間違っているかも? 1.8ビリオンレアイス)を賄賂などに転用していた罪らしい。

 昨日午後、さらっとポ語のサイトを見た際に、テーメルを大写しにした写真がどーんと載っていたので何故かなと思いつつもそのまま流したが、実は逮捕されたニュースだったのである。

 超人気のない元大統領が満期を終了したのは何故かな? とずっと思っていたが、裏でお金が動いていた可能性が「大」である。

 もともと、選挙で勝ち得た大統領の座でなく、ジウマ元大統領が弾劾され、副大統領だったテーメルが、ぼたもち式に繰り上がり当選だっただけに、国民にもバカにされていた感じがあった。

 大統領になる前に、就任演説の練習をし、その録音を誤って他人に送ったり、若い奥さんを喜ばすために外国に行くたびにビアグラを買い求めるなどとの噂があり、巷では笑い者にされていた。支持率も1ケタだったために、その発表ができなかったそうである。そのくせ、ながながと延命していた。本人も人気のないことを自覚し、就任そうそうに自分は1期だけしか大統領は行わないと言っていた。そのくせ終わり間際になって次期候補に立候補するようなことを匂わせたりしていた。

 彼は、もともとシリア系の人間で、大統領になったときには故郷の小さな町は沸きかえり、通りに彼の名前までつけられたそうである。マスコミ発表のゴーンの悪いイメージが強いせいか、シリア系の人間には良いイメージが持てない。ブラジルでは、港町などにシリア系、アラブ系移民が多く、商売気が強いと言われている。

 ポ語のネット・ニュースは「テーメル逮捕」で賑わっている。彼の逮捕の影響で株は下がり、為替ドルがあがった。

 

3・21納豆

納豆は動脈硬化などを防ぐ効果があるらしいので毎日食べるようにしている。当初は自分で作ることも考えたが、僕にはとても作れないことを自覚し買うようにした。

簡単にできるものと思っていたが、ところがどっこい、簡単にはできなかった。3回挑戦したが3回ともうまくいかなかった。どこかまずい点があるのだろう。炊飯器を「保温」状態にして挑戦してたが、うまくいかなかった。

僕がみたサイトでは、自然の中にはどこにでも納豆菌があるので意外に簡単に作れる、とあったので簡単なのだろうと思っていた。がっかりしてしばらく納豆を食べることを忘れていたがが、最近、納豆菌は非常に身体によく、動脈硬化などを予防する作用などがあることを知り、再び食べるようになった。

学生の頃お金がない時に、安い、納豆とバナナを買って腹を膨らませていたことは、偶然ではあるが栄養の面において正しかったのだ。ちょうど、当時、200円で納豆とバナナ、長いもを買えたような覚えがある。

その頃、ほぼ毎日、バナナを食べたことで、今でもあまりバナナは好きでない。納豆は、最初、臭さが気にかかり食べることができなかったが、酔った勢いで食べたのをきっかけにして食べることができるようになった。今でこそ納豆は日本全国で普通に食べるが、当時、関西・高知では特に健康に気を使う人以外は食べなかった。僕も例外にもれず、大学に入って食べるまで一度も食べたことはなかった。今では毎日かかせない食材になっている。

ブラジル製の納豆はアンモニア臭が強く、最初はあまり好きではなかったが、最近は改良されたのか? 僕が慣れたのか? おいしく食べられるようになった。日本製の冷凍輸入の納豆もあるが、今ではブラジル製の無冷凍の納豆の方がおいしく感じる

寒冷前線のせいで肌寒く、1日中雨曇り空

3・20 食の安全

 最近、ウシ、豚、鶏の肉を食べなくなった。これらの肉、特に豚、鶏は、病気にかからないように抗生物質をこれでもかと入れたエサで育てられているらしいからだ。では、魚は安全か? というと沿岸部で獲れる魚をはじめ、結構汚染されている、という話を聞く。では、そんなことを気にしていては何も食べる物がないじゃないか、ということになる。僕もそう思う。

 人に言わせると、食材などに気を漬けている人に限って、がんやその他の病気で死ぬ人が多いという。僕に言わせると、食などに気を付けることによって、重い病気がより軽く、本当はもっと短命だけれど、少し命が伸びた可能性もあると思う。

 人によっては、食の安全をきにすることはバカバカしいことだと考える人もいると思う。例え身体によくないと言われるものでも食べたいモノを食べた方が良いと考える人もいる。逆に我慢することによってストレスが増え、身体に悪いと考えるからだ。

 結局、自分の身体だし自分が好きな様にすればいいのだと思う。安全な食べ物を食べているからといって、病気にかからないことは決してないのだから。僕の場合は、安全を食を食べることを人に勧めるつもりはない。

僕の場合は、小さな頃から宗教家であった母が食の安全に煩く、インスタント・ラーメンなどは月に1回しか食べさせてもらえなかった。そんな生活がすっかり習慣になり、できるだけ安全なモノをたべたいという気持ちが強い。しかし、それは趣味のようなものであって、決して人に勧められるものではない。

 どんなものでも食べたきゃ食べればいいのである。そう思う。 もし、僕ががんにかかって余命わずかになっても、それはそれで僕の運命だし、寿命なのだと思う。

 

3・18凛効果 [画像を表示]
 
 凛がうちにきて以来、僕もジジババ犬も体調がよくなり、家の中が明るくなった気がする。
 まず、ジジババ犬の食欲が増えた。あまり食べないので痩せていく一方だったのに、朝夕、ドッグフードをよく食べるようになった。僕自身も、不眠症だったが眠れるようになった。一晩に2回ほど目が覚めるのは同じであるが、1回1回の熟睡度が上がったような気がする。やはり、老犬、老人ばかりがいると空気が籠ってあまりよくない。
 凛は舌を巻くほど賢く、うちにきて2日目に便所を覚え、3日目には自分の名前をおぼえた。彼女の頭がいいのか、柴犬特有なのか分からないが、これには驚いた。もっとも、ときおり粗相はするが・・・。
 とにかく、なんでもかまわず、噛みまくるのは閉口する。歯が生え始め、かゆいのであろう。歯が小さな釘のように細く鋭いので結構痛い。ジジババ犬にちょっかいをかけ、ババ犬がきれて、凛に噛みついた。ババ犬の歯が抜けていることもあり、さほど強くかまなかったこともあり、大事にはいたらなかったが、凛は驚いてそれ以来、
あまりちょっかいを出さなくなった。とにかく、うるさいほど噛みついてくるし、ジジババ犬にもしょっちゅうちょっかいをだす。ジジ犬が切れるとがっぷりかみつきそうでひやひやしながら見ているが、凛はちょっかいをだしまくる。凛も本気で噛んでいる訳ではなく、甘噛みであることは解っているのだが、歯が尖っているので痛い。
 一度、粗相をした凛を強く叱った。凛はキュインキュイン泣き叫び、心配したババ犬が慌ててやってきた。おそらくババ犬も凛の自由奔放、厚顔無恥なところに手を焼いている反面、彼女を心配しているのだ。
 

 

ジジババ犬も凛の自由奔放さ、厚顔無恥さに慣れてきた

 
 

3・18 ダリアを植える

ダリア祭りで購入した球根を植える。いつもいくフェイラで日系農家のおじさんに聞くと、今の時期から植えても大丈夫と聞いたからだ。ネットで調べてみると「サクラが咲きはじめた頃植える」とかかれていたが、それは日本でのこと。ブラジルではいつ頃が適正な時期かいまいちわからなかった。
 サクラが咲く頃となると春だがブラジルでいうと9月、10月ころである。しかし「20度以上になったら」とあったので、これから冬を迎えるサンパウロは冷え込んで10度~5度ほど、暑いと20度を超える日が続く。さていつがよいものか?? と悩んでいたら、おじさんからの一言「今からでも大丈夫」と聞いたので、球根の越冬をさせ9月を待つのも大変なのでダメモトで植えることにした。
 ネットで植え方を見ると、意外に僕には難しい。しかし、それでも「簡単だ、ダリアは初心者向き」とサイトには書いてあったが、とても僕にはダリアの管理は無理そうである。それも即植えた理由のひとつである。
 アパートにある鉢を探しだし、土を掻き集め、植えた。本当は、ダリアに適した土を買ってくるのがよいだろうが、セントロ付近のどこに売っているのかも知らなかった。
 ダリアは中南米産の花らしい。ダリアにはたくさんの種類があり、大輪と小輪の花を咲かす花では鉢の大きさなどが違うようである。購入するとき、希望のダリアの球根がなく「どれでも適当にいれておいて!」と言ってしまったので、どんな花が咲くのかわからない。それはそれでどんな花が咲くのか楽しみであるが、植えるときに困ってしまった。結局、球根の大きさで花の大きさを想像しうえることにした。果たしてどんな花がさくであろう? もっとも花が咲くほどにダリアが育てばではあるが。

以前植えたいた植物の根も一杯。少し手を抜きすぎた?

 

 

3・16 意外に賢いリン 

 1週間分の野菜を買い出しにいくために、一昨日、家やってきたリンを息子のアパートに預ける。「朝早く起きたくない」と息子がいうので、前の晩から預かってもらうことにした。というのは、新鮮で欲しい日本野菜を購入するために7時には家を出ていたからだ。
 昨日の感じでは、1,2時間ほどは犬だけにしていても大丈夫のような感じはあったが、何分、うちに来て1日しかたっていない。もし、大鳴きされたら苦情がでて問題になるので念のために預けることにした。
 その日の午後、リンは寝る事が多かったので、夜寝るだろうか? と思ったが、まだ生まれて一月半ほどの子犬だから、いくらでも寝るのだろうと、思っていた。ところが、預けた夜、リンはほとんど寝ずにドアのまえで過ごしたらしい。息子はほとんど寝ることもできず大変だったと言う。どうやらリンはたった1日しかたっていないのに、僕のアパートが真の住処と理解しているらしい。リンがうちのアパートに帰りたがるような行動したことを聞いて少し嬉しかった。
 市から帰り、半分眠っているような息子からリンを受け取りアパートに連れて帰ると、まだ何もおしえていないのに、新聞を敷いている犬用便所に 行って大小便をした。これは僕にとって驚くべきことである。今まで10数匹の犬を飼ってきたが、教えもしないのに、自ら犬用の便所で大小便をした犬は初めてだ。
 どうやら僕のアパートを安住の住処、僕を主人と理解しているようだった。我儘一杯のアホ犬とばかり思っていたリンが意外に賢い清潔好きの犬だったことに驚かされた。

安心しきった寝相。うちに慣れた?

何度怒られてもものともせずちょっかいをババ犬にだす。見ていてこちらがはらはらする

 

 

3・15 柴犬やってきた
 待望の柴犬がやってきた。
 日本では生後49日から販売しても良いそうだが、うちにやってきた柴犬は見に行った日から換算するとどう考えても35日ほどのような気がする。僕もこんなに早くくるとは思っていなかった。どうせ母犬や兄弟犬と既に引き離されたのなら、できるだけ早く受け取った方が良いと思い、ブリーダーから電話があるとすぐにもってきてもらうことにした。
 うちにはダックスフンドのジジババがいるのでしっかりしつけてくれるだろうと思っていたら、ババ犬の方は子犬が近づくと怒ってよせつけない。ジジ犬は遠目で見ている。もっともこのごろ目が悪くなりあまり見えないのかもしえない。息子の犬の子犬の世話はよくしたので、柴犬の子の世話もよくすると思っていたのであるが。あれから数年たち、年取ってそういう気にはならないのかもしれない。
 今までたくさんの犬を飼育してきたが、純日本犬を飼うのは初めてである。友人の話では日本犬は無駄吠えをしないし、賢いなどと教えられていたが、やってきた犬は子犬のくせに遠吠えはするし、吠えるというよりグルグル、くうくう、結構うるさい。
 これから先、無駄吠えをしないこと、きまったところに大小便をすることなどを教え込むことを考えるとすこし憂鬱になるが仕方がない。一番の問題は僕の言葉を理解しないことだ。ジジババ犬が僕の言葉をよく理解し、躾を守ってきたからよけいそう感じるのだろう。

名前は凛雌犬

 

 

3・14 スザノ乱射事件

 先日ダリア祭りに行ったばかりのスザノの学校で乱射事件が起きた。犯人2人は元学生でその場で自殺したらしい。日本のネットニュースでも出ていた。
 スザノは、サンパウロからバスで1時間半ばかりの距離にある郊外の小さな町で、日系人がたくさんすむ。先日行った日系のイペランジア老人ホームのダリア祭りにも、日系人をはじめ多くのブラジル人が訪れて美しいダリアに目を楽しませていた。ブラジルのどこにでもある田舎町でのんびりとした町だった。それだけに8人もの死亡者をだす事件があったとはとても信じられない。
 勝手な想像であるが、アメリカの乱射事件を真似たのではないかと思う。いまや、ブラジルでも当たり前にネットやテレビが普及し、世界中の事件や情報が誰でも簡単に見ることができる。最後に犯人が自殺するところなど、アメリカの乱射事件そっくりだ。だいたい、カトリック教国のブラジルには自殺という考えはほとんどない。だから、これほど多くの路上生活者がいるのだと思う。もし日本だったら、多くの人は路上生活者になる前に自殺しているのではないだろうか? 日本にも路上生活者がいるので一概には言えないがそう思う。

こうした事件は世界中の町でおこりうる(記事と写真は関係ありません)

 

3・13 文句を言ったもの勝ち

 古くなった、アパートの建物の電線交換で一日電気がない。
 工事終了の予定だった17時をはるかに越え、20時になってやっと電気が戻った。昼間建物の責任者が言うには16時には電気が戻るだろう、という話であったのに・・・。何分古い建物なので思った以上に時間がかかったのだろう。
 以前だったら、苦情を言っていたかもしれないが、最近はこうしたブラジル事情にそこそこ慣れ、「あ~あ、またか」で我慢するようになった。
 しかし、腹が立つのは、ブラジル人はほとんど我慢しない! 文句を早くいった者勝ちである。以前犬がドア近くに便をした。すぐに気づき処理をしたが、臭いに気づいた隣人は1分も経っていないのに、建物の責任者に文句をいい、僕のアパートに人を送り込んだ。しかし、来た時にはすでにふき取り芳香剤を撒いた後で臭いもしない。来た人間は、何もいわずすごすごと帰っていった。隣人の場合は嫌がらせの面が大いにあるが・・・。
 ブラジルでは文句いった勝ちであることは確かである。最近は、時と場合によっては、僕も我慢せずにすぐに文句を言うようにしている。考え方が随分ブラジル人らしくなってきた。 

03・10 ダリア祭り

サンパウロ郊外にあるスザノのダリア祭りに行ってきた。
サイトに入って調べてみるとリベルダージから出発するバスがあるらしい。しかし肝心のリベルダージのどこから出発するか、書いていない。フェイスブックにもダリア祭りのページが立ちあげられていて、いくつかの情報はある。しかし、政治家の写真がどんと載っているに関わらず、肝心の出発場所時刻がかいていない。良く見るとお問い合わせ電話番号が書いてあるが月から金のみで土日は受け付けていないようである。まったくもう!! 最低! いらない写真を載せるな! と思いながら最後にみたサイトにリベルダージからの出発場所、時間がかかれていた。しかし、見つけたのはバス出発時間の40分前、7時20分だったので何回か諦めようと思ったが、ダメモトで行ってみることにした。だめでもリベルダーデまで散歩したと思えばいい。
バス乗り場に着いたのは、出発の5分前。係りの人に聞くと、バスは満員らしい。しかし、キャンセルしそうな人が1人いるので、もし来なかったら、乗ることは可能だと言う。もともとダメモトできているので、勿論それでいい、と言ってバスの出発時間まで待つことにした。
幸運なことに乗る予定の人は来なかったので35レアル(約1000円)の往復のバス代を払いのりこんだ。スザノまで約1時間半らしい。
 撮影の仕事以外では、この頃人と話すこともなく、あまりの暑さに出かけることも少なくなくなっていた。知人から教えてもらったダリアまつりに、ボケやウツ病予防に突然いくことに決めた。それは金曜日に夜だった。
亡くなった父が酒の飲み過ぎで痴呆症だったので、僕自身もボケるのを恐れている。将来的に今のところは一人で生活しなければならないから、病気になっては困るのだ。
バスの隣の席に座った、係りの人が2年ほど前に日本から帰ってきた人だった。すっかり仲良くなり話をしているうちにあっという間にスザノのダリア祭り会場についた。
ダリアは、かなりの面積に数十種が植えられ思った以上にきれいであった。そこに、ブラジル人、日系人の女性のお年寄りを中心に数百人がきており、カラオケなどもおこなわれいた。久しぶりの、田舎のおまつりは雰囲気もよく、人ごみに強盗が紛れている様子もなくゆったりと楽しめた。警備に2人の警官がいたが、サンパウロ市内のようにぴりぴり様子はなくのんびりしていたのが印象的であった。ほとんど若者がいず、汗ばみぎらぎらした雰囲気がしなかったこともあるかもしれない。ストリート・カーニバルの、ある意味ギラギラした人々のエネルギーは危険な匂を発している。それでもあれほど人が集まるということは、それが不思議な吸引力のひとつになっているのだろう。
4レアルのダリアの球根を5つ買うことができたし、納得のいくまでダリアの写真を撮ることができた。お祭りにひとりでの参加ではあったが、思った以上にたのしめた。やはりお祭りは皆で行った方が楽しいにきまっている。しかし、カメラがあれば一人で十分に楽しめることを改めて思い知った。

 

03・08 住みやすい国を目指して

メルカードで友人の日系人によると、最近、世界中の移民がブラジルにやってくるという。インド人やフィリピン人、その他アジアの国の人も増えたという。彼が言うには、「ブラジルを経由してアメリカやヨーロッパなどに入国するんだと思うよ。メルカードで働いていたアフリカ人も皆いなくなったし。たぶんアメリカやヨーロッパにいったんだろうね」
 最近、自国がひどくて他の国に移民する人々(難民)のニュースをよく見るが、こういう話を聞いていると、よりよい生活を目指して移民する人が多いのだと思う。これは、インターネットの影響により、簡単に外の世界のことが知ることができるからだろう。もし、インターネットで知ることがなければ、ずっと自国で生活していたかもしれない。
 移民した国に仕事があり暮らしていければいいがなければ罪を犯す可能性が高い。
ここ数年ブラジルにはアフリカ人が急激に増えたが、実際にかれらが働く姿を見たのは、メルカードでほんの数人である。ほとんどは働く場所がないのではないだろうか? ブラジル人にも働く場所が無く失業者が多いのに、言葉もカタコト、文化も異なる彼らにあるとは思えない。何人かは確実に犯罪に走っていると思う。果たして不況のブラジルに難民移民を入れる余裕があるのだろうか。
たとえばサンパウロは、セントロやいろんな場所に、路上生活者があふれかえっている。自国民でさえも仕事がなくてこまっている人が多いのに、こんな国にきてもまともな仕事はほとんどないだろう。一時的かもしれないが、移民・難民としてやって来る人、そしてブラジル人両者にとって不幸だ。
アメリカやヨーロッパに蹴られた人々は日本を目指すかもしれない。そうした場合、日本はどういった態度を取るだろう?

 

 

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