4月17日,大統領弾劾投票の日

大統領応援

サンパウロのアニャンガバウー広場。赤い旗やシャツばかり

今日、4月17日は現大統領弾劾下院投票の日である。ブラジル各地で大統領応援や反対のデモ集会が行われている。サンパウロのセントロ、アンニャンガバウーでは数千人の人が集まっている。ここに集まったほとんどは現大統領応援の人々で、与党のシンボル色の赤いTシャツを着、旗を持つ。これほど多くの人々が現大統領や同じ党の前大統領を応援しているとは驚きである。

つい最近、前大統領は大統領時代の汚職贈賄容疑で逮捕されそうになった。これを避けるために、現大統領が大臣に指名しようとしたが、直前になって最高裁の反対で大臣就任がならなかった。証拠はあがっているのに何故だか前大統領はいまだ逮捕されていない。ブラジルの政治家に対する法律は複雑でわかりづらい。それ以来、大統領弾劾に火が付き今日の弾劾投票となった。

 日本でも田中角平の汚職贈賄事件があった時、国民のほとんどは田中角平のことを極悪人のように扱っていたが、新潟県の人々にとっては県を潤わせてくれたヒーローだったのではないだろうか? 現・前大統領や与党は貧しい人々に金をばらまき、シンジカットなどと深い関係がある。ブラジル一般国民にとっては悪人かもしれないが、彼らにとってはヒーローに等しい。

 テレビのニュースでは国会の投票や全国各地のデモの様子を生放送し煽るように騒ぎ立てているが、僕の周りの住民はしら~っとしているような感じがする。多くの人々は、誰が大統領になっても同じ、と思っているのではないだろうか?

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